早々とチケットを購入し楽しみにしていたコンサートです。昨日までの晴天続きが嘘のように雲行きが怪しい中を「札幌キタラコンサートホール」へ向かいました。入場できる時間まで待っていると、後ろから、突然金管楽器の音が響き渡りました。何事かと振り向くと、小ホールへ向かう階段上でファンファーレの演奏です。粋な計らいに感動です。
パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌2023PMFG A R Aコンサート
2023、7月30日(日)札幌コンサートホールキタラ
『第一部』
出演:A R K B R A S S(金管アンサンブル) トランペット2、トロンボーン、チューバ、ホルン
S・シャイト 戦いの組曲
○戦いのガリヤード
○悲しみのクーラント
○ベルガマスクのカンツォーン
ヘンリー8世(E・ハワース編)組曲「棘のない薔薇」
ヘンリー8世はかつてのイギリスの王様で6回結婚している。2番目の奥さんをイメージして作曲。
○私にとって大いなる喜び
○良き仲間との気晴らしーああマダム
○さよならマダム、そして愛しい人
○タンデル・ナーケン
○別れはつらい
○まことの愛にー良き仲間との気晴らし
ウォルトン(E・ハワース編)
「スピットファイア」前奏曲とフーガ
金管楽器に打楽器のティンパニー、ドラム、シンバルなどがプラスされ16人編成で演奏。
休憩時間にホールへ向かうと、そこで和太鼓の演奏がありほんの僅かな時間帯にも観客への心遣いがあり飽きさせませんでした。至る所に粋な計らいが見られました。
『第二部』
出演:トーマス・ダウスゴー(指揮) P M Fアメリカ P M Fオーケストラ
曲目:メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
大好きな曲の一つで、心の中で一緒にメロディーを口ずさみながら拝聴いたしました。
曲目:ブルックナー 交響曲第9番ニ短調(第4楽章補筆完成版)
A R K B R A S S(金管アンサンブル)
伝説の(フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル)の偉業を継承し、21世紀のブラス・アンサンブル界をリードする存在を目指して国内トップ・プレイヤーが集結したドリーム・アンサンブル。柔軟な編成で金管アンサンブル魅力を表現していく。2021年結成。 *パンフレットより
演奏を拝聴した後、10代の頃を思い起こして
中学校・高校と部活動はブラスバンド部でしたので、管楽器の生演奏を懐かしく拝聴することができました。いくらやっても少しも上手くならないクラリネットでしたが、演奏そのものの向上というより同輩、後輩、先輩といった人間関係をも学ぶことができた部活動でした。多感な10代に貴重な体験をさせていただいたブラスバンド部です。