ゴールデンウィーク初日の今日は、気温が5月下旬から6月上旬並みの20℃近くまで上がりそうです。ところが、明日以降は雨マークが続いています。雨の多いゴールデンウィークなど近年は珍しく、奇しくもコロナ禍でステイホームをと、言われている中でお天気も気を遣っているのでしょうか？
桜の名所「円山公園」、満開の桜を求め多くの人が訪れています
「円山」登山口は桜の名所「円山公園」の一角にあり、今桜が見頃を迎えています。例年、桜のシーズンには解禁となる火気使用は、昨年同様に禁止されています。宴会ができないよう桜の木に近寄ることはできず制限されています。通路に沿って歩くだけのお花見です。それでも、ソーシャルディスタンスを保ちながらこれだけの人だかり。「円山公園」の人気の程を窺うことができます。
満開の「エゾヤマザクラ」と「ソメイヨシノ」が桜色のウエーブを作っている「円山公園」。
【ソメイヨシノ】
「杉林木道」登山口から登りました
登山口付近には、人知れず黄色い「キバナのアマナ」も一斉に咲き誇っています。その中を多くの家族連れの姿があり、次から次へと上を目指し歩み始めています。「円山」へは気分転換をするためには身近な山として手軽に登ることができます。
春に咲く花を求めて登る今日の「円山」は？
【キバナのアマナ】
いつもなら登山中は顎マスクにするところですが、これだけの登山者がいるとマスク姿での登山となりました。「エンレイソウ」は草丈が伸びて葉も大きくなっています。「エンレイソウ」をアップで撮ろうとしたところ、そこに偶然たった一輪の「ヒトリシズカ」を発見しました。まだ葉も小さくて目立ちません。
【エンレイソウ】
【ヒトリシズカ】
二週間前と同様、登山道は花ロードです
二週間前に「円山」に登った時と同様、「エゾエンゴサク」の花ロードはまだ続いていました。花が咲いている時季が比較的長い山野草に思われます。
【エゾエンゴサク】
白い花、これは帰宅してから名前を調べてみたのですが未だはっきりしたところはわからず、残念な思いです。（追記：2021．5．11 【エゾノハクサンイチゲ キンポウゲ科】とわかりました。）
多くはありませんがいが「スミレ」も咲いています。
【スミレ】
頂上付近は何時になく多くの人で
頂上付近では、「八十八カ所観音像」登山口からの登山者との合流点で、案の定、凄い人だかりが？けれども、山ですからそれなりに人と人との距離はあります。手短に水分補給を済ませ下山としました。下山中も登山者は後を絶たず、これまで、これ程登山者が後を絶たない「円山」を経験したでしょうか。大人気の「円山」です。頂上付近にも「キバナノアマナ」が咲いていました。
ゴールデンウィークは、密を避けた低山登山で過ごしても
コロナ禍でステイホームと言われながらもせめてもと、家族の過ごし方があります。北海道は長い冬から解放され、やっと春を迎えました。感染予防には十分気をつけ、アウトドア派はアウトドアの一つとして密を避けた低山登山があっても。