先日、「札幌管区気象台」の横を通ると「ソメイヨシノ」の蕾はまだ硬くて到底咲きそうにはないように思われました。札幌の「ソメイヨシノ」の開花は、例年5月1日ですが、2014年以降、11年連続して4月中の開花となっているそうです。今年は4月末から5月にかけてのゴールデンウィーク中かもしれないと心待ちしていたのです。
11年連続で札幌の「ソメイヨシノ」開花は4月中・・・、今年は4月18日です
『 桜の開花は、季節の温度計 』
ラジオを何げなく聞いていると、「札幌管区気象台」の職員さんは4月15日から今年の観測を始めたところ、上旬の記録的な暖かさで、4月18日に標本木の「ソメイヨシノ」が6輪開花し「桜の開花宣言」です、とあり驚きました。今日、18日は朝から小雨が降り肌寒く桜の開花は期待していなかったのですが、いそいそと「札幌管区気象台」まで写真を撮りに出かけてみました。
遠くからでは、花が咲き始めたような様子などは見られませんが・・・。
広い敷地の「札幌管区気象台」です。
一応、開門されてはいますが敷地内には立ち寄らず、外側を大回りをしました。
4月18日札幌管区気象台の発表、4月上旬の記録的な暖かさにより「ソメイヨシノ」開花宣言です
テレビやラジオでお馴染みの気象予報士さん自ら「ソメイヨシノ」を撮影していました
北海道の桜「エゾヤマザクラ」は葉と花が同時に芽生えますが、この桜は花のみなので「ソメイヨシノ」と、思われます。
桜の開花は「季節の温度計」・・・名言です!
スマホカメラで撮っていると、テレビやラジオのニュースでお馴染みの「気象予報士」さんがが夕方の気象番組のための撮影をしていました。挨拶をし何気なく質問すると、お仕事中なのに気さくに答えて下さり恐縮してしまいました。テレビカメラマンが撮影した映像を使用するのではなく、気象予報士さん自ら撮影したものを番組で使用するのだそうです。丁度、お昼過ぎでしたので、撮影した映像を夕方の番組に間に合わせるのでしょう。
実際に夕方のNHK気象情報の中では、今年の開花は平年より13日も早く、記録をとり始めてから2番目の早さで、桜の開花は「季節の温度計」と表現していました。なるほど、素晴らしい名言です。
金網越しに「札幌管区気象台」の「ソメイヨシノ」を撮影して
そして、お昼のラジオやテレビのニュース番組で知ったのか、数台の車が横付けされ数名の市民が「札幌管区気象台」の金網越しに開花した「ソメイヨシノ」に本格的なカメラを向けていました。
「大通公園」を歩くと、6丁目の花壇の山野草や「レンギョウ」や「エゾムラサキツツジ」・「キタコブシ」が咲き始めていました。暖かな春を迎え気持ちまでポカポカと暖かくなってきます。