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日記

「三角山」から「大倉山」へ縦走したところ、スキーリフトが無料開放されていました

投稿日:2020年8月24日 更新日:

今日と明日は爽やかな天候になりそうだが、今日の方が湿度が低いので「三角山」に行こうと決めた。前回は登山口についた途端、酸欠になっている自分に気づきゆっくり登りながら回復を待った。同じ轍を踏まないように、登山口まで歩行者のいない時にはマスクを着用せずに歩く。それでも緩やかな上り坂のアスファルトの歩道はきつい。

早朝の人影のない登山道を歩き、「大倉山展望台」を目指しました

今回は大丈夫そうと思いながら、登山口に到着。前回ほどではないが、やはり生あくびが続く。そんなはずはないと、めげずに進んだ。早朝なので、登山道を行き交う人はめっきり少なく前を向いても後ろを向いても誰もいない状態になってしまった。鈴を付けてくれば良かったと、後悔しつつも仕方がないのでパンパンと手を打ち続け、そのリズムに歩調を合わせる。「まさか、熊さんいないよね。」

程なく、遠くの方から若い女性達の声が微かに聞こえほっとした。でも、なかなか人影は見あたらない。やっと、若い人たちのグループに遭遇する。私が速いはずはないが、彼らのスピードが遅いのか。この若者達は横に寄って道を譲ってくれた。有難い。この有難さは礼儀正しさと臆病になっていた自分を取り戻せたことに対して。

「大倉山展望台」を目指して

今日の目的地は全く深く考えずに「大倉山展望台」としている。「大倉山」への分岐点では休憩を取らずに目的地へ向かう。木の葉が覆い茂り「大倉山展望台」は隠れていて見えず、不意に展望台が目の前に表れた。今日は登山者というより一般の方が何故か多い。リフトが稼働しているので、下から上がってきた観光客らしい。

無料でスキーリフトの往復ができました

スキーリフトのスタッフの方に下へ降りる料金を尋ねると、なんと無料とのこと。そう言えば、新聞に8月中の公共施設は無料という記事が載っていたかもしれない。「藻岩山ロープウェイ」、「札幌テレビ塔」、「時計台」そして「大倉山展望台」へのリフト等。この際、リフトで降りてみることにした。実は、横の階段を使って降りたことがあるが、もう二度としないと心に決めている。

マスクの着用、アルコールで手の消毒、連絡先の記入を済ませ下りリフトに乗車した。スキーリフトに乗って以来、久し振り。ここ数年はスキー場に行っていないし、これからもないだろうと思う。スキーシーズンになると夫の車で出かけていたものだが。

一応、リフトの往復券を頼んだが、下って上がる例はあまりないのかもしれない。初めに下りリフトを使うのは少々ハラハラもので、札幌の街を一望しながら眼下を見下ろすのは圧巻だが多少の恐怖感もつきまとう。思いの外、長時間に感じてしまった。勿論、スキージャンパーはこの恐怖感を克服して記録と体力に挑戦している。その姿は素晴らしく尊敬に値してしまい想像を絶する。

たどり着いた「大倉山ミュージアム」は三密を避け人数制限をしていて待ち時間60分とアナウンスされている。そそくさと辺りの散策を済ませ、上りリフトで頂上の「大倉山展望台」へ引き返した。

上りでリフトの復路を

折角、下山してきたのだから、そのま帰れば良いものを。「大倉山ミュージアム」からの道路は車専用で歩道がなく、歩くのに難儀した経験がある。「大倉山展望台」へ戻り山道を下った方が気分爽快。改めて考えてみるにつけスキー場のリフトは上るためにあって、普通はリフトで上ってスキーで下るを繰り返すのだが。

いざ、上りで写真に撮ろうとすると下る時に撮っておけば良かったと、つくづく後悔した。見え方が全く違う。スキージャンプ競技は山の斜面をそのまま滑り降りているものとずっと思い込んでいたが、山の斜面に沿って鉄骨でスロープが造られている。あのスロープの下は、ビルの鉄材のように組み合わされていた。私の新しい発見?

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