巷では連休の賑わいを見せて
巷では平成から令和へとカウントダウンが始まり、あれこれとあやかり商品やセールで賑わっています。そして１０連休の真っ只中。この連休は予定があるようでないような、お天気により思いつき行動です。そろそろ登山の開始、朝食を済ませ早々と自宅を出ました。
桜のシーズンが到来して
ちょうどお花見シーズンで、案の定、まだ午前８時頃なのに、早くも「円山公園」では桜の木の下にブルーシートを広げお花見の準備をしている人々が目立ちます。桜は満開、そして薄紫色の「ムラサキツツジ」、黄色い「レンギョ」、白い「コブシ」がいまちょうど見ごろを迎えています。まさしく一度にお花のシーズンがやってきたのです。
春の花と出会って
今日の目的はお花見ではなく「円山登山」。ちらほらと杉林を人が行き交い、すでに下山かと思われる人も向こうからやってきます。動物園側の登山道を頂上へ向かいました。「キバナノアマナ」はまだ咲いていて、登山道両脇には一面の水色の「エゾエンゴサク」。もしかしたら、この道もかつては咲いていたところなのかもしれません。
そんなことを考えながら歩いていると「エンレイソウ」を発見しました。これまで、「シロバナエンレイソウ」に会う機会が多かったので凄く嬉しい。「キクサキイチゲ」や「ヒトリシズカ」も密かに咲いています。今の時季、こんなに様々な花に会えるのです。途中、初ウグイスのさえずりを耳にし心が和みました。
より一層心地良さが漂う頂上で
そんなことを考えながらただひたすら頂上を目指しました。頂上で水を飲もうと顔を上げた時の空が何とまぶしかったことか。心地よい汗と雲ひとつない青空。下山途中、やっとゆっくりと花々を眺めカメラに収める余裕ができました。
下山道は替えて、杉林ではなくカツラの巨木をめげながらただひたすら歩きました。いつもの「円山登山」では中高年のお一人様登山者が多いのですが、今日はさすがに親子連れやご夫婦で賑わっていました。
例えば見ず知らずであっても、「おはようございます。」「こんにちは。」と挨拶を交わすのは気持ちの良いものです。また、この辺りでは望遠付のカメラを持参している人が多くリスや野鳥が被写体なのだろうと思われます。
帰り道、「円山動物園」へ向かう大勢の人達で
さて、人、そして人。お目当ては最近やってきた４頭の像なのでしょうか。裏参道は交通渋滞になっていたほどでした。今日の「円山公園」は「円山動物園」をはじめとしてかなりの賑わいをみせるのであろうと思われます。人の流れは途切れません。この連休は、「桜」は勿論、「野の花」のお花見や手軽なファミリー登山に、是非、「円山」へお越しください。