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日記

「創成川公園季節のガイドツアー」に参加し、初めて知ったことや新しい発見がありました

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新聞で知り「創成川公園季節のガイドツアー」に申し込みをし参加してみました。初めての参加でしたが、季節ごとに行っているそうです。これからは、広報や新聞のお知らせ欄を注意して見ることにします。当日の朝は小雨模様でしたが、傘の心配もなくなりました。集合場所は「狸二条広場」、あまり耳にしたことがないので心配になりましたが、「創成川公園」の近くかもしれない、と行ってみました。「創成川公園」はこの時季、ユリ科の「ヘメロカリス」が見頃を迎えています。この夏の訪れが早く、ピークは過ぎてしまい花の数は限られてしまいました。「ヘメロカリス」は、北海道の「エゾカンゾウ」や尾瀬沼で見られる「ニッコウキスゲ」の仲間です。

「ヘメロカリス」は、一本の茎に約10〜20個の蕾をつけて、一斉には咲かずに次々に咲いていきます。

「創成川公園季節のガイドツアー」

期日:2023年7月21日(金)10:00〜12:00

集合場所:「創成川公園」狸二条広場

「狸二条広場」は「狸小路商店街」と「二条市場」を結んで

〜 ビアガーデンも開かれている「狸二条市場」 〜

「創成川公園」ができて13年目になります。2011年、東日本大震災があった年です。当時はアンダーパスで交通渋滞を招いていました。流れている川は公園には入りません。街中の北2条から国道36線間を「水と緑」に溢れた公園にしようと造られました。3人の作家さんの彫刻が17あります。白大理石を使った美唄市出身「安田侃」さんの作品17、レンガを基調に「団塚栄喜」さんの作品13、寄り道などの作品の「西野康造」さんの作品です。

5月から6月、ゴールデンウィークが明けてからのメインの樹木は札幌の木に指定されている「ライラック」です。「ヘメロカリス」はディリリーと言われ毎日ひとつづつ開きます。北海道でお馴染みの「エゾカンゾウ」の仲間で、25種、60ヶ所の花壇に植えられています。花に大きなアブラムシが付きやすいです。「創成川公園」はアンダーパス上に60cmの土を施した屋上公園で毎日水をまかないと花や樹木は枯れてしまいます。

創成川は、豊平川から中島公園の鴨々川、そして創成川と名前が変わっているだけとか。

「団塚栄喜」さんの煉瓦造りの作品は色々な国の「こんにちは」を表し

〜 日本語で 〜

〜 韓国語で 〜

〜 英語で 〜

「北海道里程元標」

現在道庁にあります。元々木で作られていましたが、朽ちやすいので石造になっています。この場所が開拓の始まり、札幌の基であることを伝えています。

江戸時代、大友亀太郎さんが北7条辺りまで農業用水として大友堀を造りました。大友亀太郎さんの銅像の作者は農民で、当時こっそり頼んで造らせたそうです。

「まんなか広場」は、大通りと創成川通りの交点、0地点

「創成川公園」と「大通公園」が交わる、「まんなか広場」に設置されています。札幌の東西南北を結ぶ座標軸の原点0を示すこの地点のシンボルとして、水の流れの上に置かれています。「西野康造」さんの作品「スノーリング」はテレビ塔から見下ろすと円に見えますが、同心円ではありません。人と人との譲り合いや触れ合いをテーマにした作品です。実際に歩いてみると階段状になっていたり、狭くなったり、凸凹していたり・・・。

何気なく通り過ぎていた「創成川公園」と「狸二条広場」でしたが、ボランティアガイドさんのお話から初めて知ったことや新たな発見がありました。メモを取りながら写真を撮りましたので数そのものが少なく、見逃してしまった場面が多々あったことをお詫びいたします。

 

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