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日記

『道新健康セミナー「自分で守る自分の健康」』(主催:北海道新聞社)

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久しぶりにセミナーに参加できる機会を得ました。北海道新聞社主催の『道新健康セミナー「自分で守る自分の健康」』です。「聴講者募集ご招待 入場無料700名様」(応募者多数の場合は抽選し当選された方のみ聴講券をお送り致します。)でしたが、聴講券が送られ当日を迎える事が出来ました。

道新健康セミナー「自分で守る自分の健康」

主催:北海道新聞社

後援:北海道、札幌市、札幌市医師会、北海道薬剤師会

協賛:救心製薬株式会社

日時:2023年7月17日(月・祝) 開場12:00  開演:13:00  終了15:55(予定)

第1部

○講演「なな転び八起き〜わたしが今伝えたいこと〜」

講師:高木菜那さん(スピードスケートオリンピック金メダリスト)

プロフィール

1992年7月2日 北海道中川郡幕別町で生まれる。現在は大学院に通っている。31歳、156cm、体重は秘密。白いご飯とお味噌汁が大好き。

7歳から兄の影響でスピードスケートを始め、全国中学校スケート大会1000mで優勝。帯広商業高校時代は、2021年ジュニアスピードスケート選手権チームパシュートで妹、美帆らと銀メダル。14年冬季五輪ソチ大会で日本代表に初選出。18年平昌大会では、女子団体パシュートでオリンピックレコード。新採用されたマススタートも合わせて、日本の女子選手初の二冠を達成。22年北京大会では女子団体パシュートで銀メダル、個人1500mで8位入賞。同年4月5日、現役引退。趣味は漫画を読むこと。座右の銘は「努力をすることに無駄なことは一つもない」。

18年平昌オリンピックのマススタートの様子が映像で流れ、コーチから最後の200メートルまで先頭に出るなといわれオランダの選手の後ろについていた。最後の一周で膨らんだ隙に追い抜いた。

スピードスケートを始めたのは、兄が清水宏保選手の滑りを見て始めたいと言っていた。それをきっかけに自分も始めた。3歳から小3は水泳、小1から高3はダンス、小2から中3はサッカー、小2から29歳はスピードスケートとスポーツを掛け持ちしていた。兄がスピードスケートをしていなかったら、していなかった。夏はサッカー、冬はスケートをしていた。アメリカでは一年毎に部活を変えたり、夏と冬で変えたりしていた。体の使い方が違うので両立させるのは大変だ。

スポーツは、スポーツを見る。スポーツを支える。スポーツをする。コロナ禍では、スポーツをしなくても良かったが、支えてもらうことが必要だと分かった。みんなで共感できることが大切。健康維持のため、見るだけでも共感できるので脳に良い影響を与える。したほうが絶対に良いが、見ることも健康に良い。コミュニケーションがたかまる。応援はアスリートの力になる。応援されると、背中を押され力になる。家でゴロゴロするより、まず、一人で運動。一人で運動するよりみんなで運動。人は孤独だと辛くなる。人とコミュニケーションを取りながらスポーツをすると脳の刺激になる。

この3年間で認知症が進んだと言われている。足を一歩踏み出そう。座っている時間(動いていない)が長いと良くない。8時間以上だと良くない。1時間に1回は立つ。屈伸、ストレッチ、トイレに行くことで、体に良い結果が出る。食事はバランスよく食べる。消費カロリー=摂取カロリーにする。風邪をひかない体にする。よく噛む(満腹中枢が刺激される。)炭水化物はエネルギーになる。タンパク質は筋肉になる。アスリートは免疫力が低い。筋肉をつけては練習を。カロリーを摂ってはレースで。キウイフルーツは疲労回復に良い果物。アイドルを真似て一般人も痩せている。高齢化になると骨が脆くなる。足の筋肉がなく歩けなくなる。下半身の筋肉をつける。

人生を楽しくできるのは自分次第。笑顔でいよう。みんなも笑顔になれる。やらなければならないことは楽しくやろう。ポジティブに楽しく行こう。これからの人生を楽しく生きていきたい。皆さんが幸せで健康でありますように。

○映画「自然からの贈り物」

第2部

○講演「心臓病からあなたを守るには」

講師:北海道大学大学院医学研究院 循環病態内科学教室 教授 安斉 俊久 先生

人を感動させるのはスポーツの力です。心臓は全身の中でも最も働き者で1日に7・6トンもの血液を送り出しています。一生のうちに20〜25億回の収縮を繰り返しています。ネズミは4年の寿命、象は60年です。縄文時代、30年しかなかったった人間。心臓に感動です。休みなく働く心臓を支えているのが冠動脈です。心筋梗塞は心臓の筋肉が再生されない壊死するので、突然死が起きる。90分以内に処置することが大切です。心筋梗塞はある時突然起きます。症状が出てから予防するのではない。遺伝的要素も多いが、タバコを止める・生活行動パターンを変えることで防げる。

欧米では、2017年の急性心筋梗塞による死亡数は約3万5千人。入院中の死亡率は5%、病院到着前の死亡率は30%以上、突然死の原因の70%。心筋梗塞発症と致死的不整脈が出現。日本では、救急車が到着するまでは約6分。

犠牲者を減らすために、1・動脈硬化の予防 2・突然死に対する予防 3・入院後の治療 カテーテルによる治療、薬物による予防

生活習慣病とは?

悪い生活習慣 過食・偏食・不規則な食事

高血圧症 4300万人

高脂血症 悪玉コレステロールを高くしないように、

糖尿病の虚血性死蔵病の発症率が高い

内蔵肥満型肥満(りんご型肥満)は、男女を 更年期以降の女性に多い。脂肪型肥満(洋ナシ型)は女性に多い。動脈硬化の予防をすること。1日に摂取する塩分は6g未満。出汁、ゆず、生姜などで補う。漬物は止める。動物性脂肪を多く含むものは止める。カリウム、マグネシウム、タウリン、E P Aを多くとる。魚そのものの摂取量が減ってきた。

エネルギー消費を考えると、エレベーターやエスカレーターを利用するより階段を使おう。自分の筋肉を少しでも活動させよう。

○パネルトーク

パネリスト:高木 菜那さん、安斉 俊久先生、清水 康晴氏(救心製薬株式会社 研究開発部門 東京研究所所長)

高血圧と心臓の病気の関係は、血圧が高いと血流の流れが悪くなる。年齢とともに上がるが、上130、下80を維持していこう。毎日、朝起きて10分後くらいに測る習慣をつけると良い。バランスの良い食事も大切で、北海道の人は肥満の人が多い。消費カロリーと摂取カロリーのバランスが大事。コンビニ弁当やファーストフードを利用しても偏らなけれが良く、美味しく楽しく食べよう。血圧が低い人は脱水に気をつけよう。

小さい子供たちにスポーツの楽しさを教えていきたい。スポーツの楽しさを伝えていきたい。高齢者は健康のために楽しくゆっくりできるものを見つけよう。見るだけでも心が動かされる。スポーツの楽しさを共感して行こう。長く生きようが短く生きようが、自分の人生が良かったと思えるようにどうしたら幸せか。そのために心も体も健康に。健康がゴールではない。他の人を幸せにするために自分がいる。若い人や家族同士のコミュニケーションが大切!

○お楽しみ抽選会

残念ながら、数年前と同様に今回も大ハズレでした。ハズレることには自信があります?

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