昨日は全国的に荒れ模様で風雨の激しい一日。今朝は幸い雨が降り始めていないのを見計らい傘を持参して早朝ウオーキングです。時折強い風が襲ってくるので、建物の近くに身を寄せながら歩きました。時折、風に混じって雨粒が路面を濡らし始めましたので、仕方なく帰宅です。
その後は激しく降る雨と風。ステイホームには、打ってつけの一日?でした。夜のニュースによると、北海道は瞬間風速30メートルの地点があったとか。札幌市は午前4時26分に瞬間風速26メートルを記録したそうです。早朝ウオーキングの最中、あの時の強風だったのでは?
初夏の花に期待しながら、片道一時間あまりの道のりを
週末になると天候が崩れるという状況が八週間も続きました。今日も半ば諦め掛けていたところ、白々と明けかけた空に輝く二つの星と三日月。明け方の空に星の輝きを見るのは何日ぶりでしょうか。
昨日のような降雨の心配のない青空の下、「中島公園」までウオーキングです。この時季の花として、「ボケ」は盛りを終え「ツツジ」から「藤」「キングサリ」「ベニバナトチノキ」へと主役交代です。開花時期は若干ずれるものの、何とか一度で遇うことができたらと期待していたのです。何せ「中島公園」までは片道一時間あまりの道のりなので。
菖蒲池の花しょうぶとカモの親子
池には「シダレヤナギ」のたおやかな枝が湖面まで垂れ下がり、俳句か和歌になりそうな風情を漂わせています。その才能があったら生かせそうな?昨日の強風の影響で小枝が池に浮いていて水そのものが濁っているものの、花しょうぶはやっと黄色い花を付け始めていました。
橋のたもとをのぞき込んでいる人がいます。近づいてみるとカモの親子でした。六羽の子ガモを見守りながら親ガモが寄り添う姿に、鳥とはいえ母親の慈愛を感じさせられました。
期待していた藤棚とキングサリ
今年は開花が早かったのか、満開の時季は過ぎ去り花の終わりを告げているような「藤」です。少し「藤」より遅めに咲く「キングサリ」はどうでしょうか。咲いていました、見事な満開の「キングサリ」。一昨年の台風で折れてしまった枝があり、花を付けているのはたった一本の枝なのです。
【キングサリ】
「北海道文学館」横の芝生広場に咲く「ベニバナトチノキ」
【ベニバナトチノキ】
昨年、初めて見て感動した花、二本の「ベニバナトチノキ」は満開の時季を終え黄緑色の小さな実を付けているものもありました。「藤」と同様、こちらも時季を逸してしまったようです。
今年も遭えた「オオヤマレンゲ」
【オオヤマレンゲ】
昨年、珍しい「オオヤマレンゲ」の存在を知りました。花数は決して多いとは言えませんが、馴のない白く大きめの花を咲かせています。中央が赤みを帯びていて、「タチアオイ」に似た花です。
心を和ませてくれる「日本庭園」
緑豊かな「日本庭園」には都会のオアシス的な静寂と落ち着きがあります。
暫く天候が優れず遠ざかっていた「中島公園」です。若干予想より季節が進みすぎ、花々には初夏の訪れを垣間見ることができました。コロナ禍で緊急事態宣言の北海道。外出自粛が叫ばれていますが、引きこもってばかりでは精神的に良くありません。密になるのを避けながらリフレッシュに務める毎日です。