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日記

「藻岩山」黄葉のトンネルを抜け深まった秋の登山道を楽しみました

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秋も深まった「藻岩山」。「慈啓会病院」登山口まで一時間ほど歩きました。登山口から一歩足を踏み入れると、登山道は一面、黄色や茶色の落ち葉に敷き詰められています。

登山道の至る所に秋を満喫しようと登った「藻岩山」

山野草の期待はできないものと考えていたところ、幸運にも数株の「ドクダミ」を見つけました。今回の「藻岩山」登山では、後にも先にも登山道脇に咲く「ドクダミ」は、この数株の「ドクダミ」だけでした。

暫く勾配の緩やかな登山道に樹木の枝が作った緑のトンネルがあります。すっかり黄葉のトンネルに変身?しています。

黄葉がつくるトンネルを見上げると、枝が延びている様子がわかりました。

ふと、きた道を振り返ってみるとそこは秋色に染まった登山道です。右手の沢は黄葉が多い中で、古木に絡みついたツタの紅葉が一際映えています。秋になり札幌近郊の山々は、「円山」をはじめとして「藻岩山」も紅葉するというより殆どが黄葉です。ですから、その中で紅葉している樹木は目立ちます。

ひと頑張りで山頂へ

足取りも軽く、軽快に「旧スキーリフト跡地」や「馬の背」を後にし山頂を目指していたところ、さあ、苦手な岩場です。ここを克服しないと山頂へは辿り着けません。ゴツゴツした岩に足を取られそうになりながら慎重に慎重に。その後、九十九折の岩場になりました。ここを克服すると間も無く山頂です。

山頂では

やっと最後の登り階段状登山道です。自分自身に「頑張れ。」と、心の中で励ましました。「やったー。」山頂展望台が見えてきました。酷暑の夏を避け久しぶりの「藻岩山」登山でしたので、お久しぶりですという気分で一杯でした。展望台から北西の方向に目をやると「円山」そしてその遥か向こうに小樽の海が見渡せました。

右の方向へ目を向けると、増毛連山や日高山脈方面です。お天気に恵まれ、くっきりと見渡すことができました。暫く、爽やかな風に吹かれながら山頂での時を過ごしました。

下りは上りと違った表情を見せてくれます

下山は上りとは違った表情を登山道に見ることができます。登りで上を眺めるのとは、こんなに景色が違って見えるのかと思う程、下りは視野が広がるのです。下りは、足元さえ気をつけると登りより気持ちに余裕ができるからでしょうか。

紅葉し始めた「カエデ」は緑色・黄色・赤色と言った色のグラディーションが綺麗です。オレンジ色の葉も見つけました。そして、よく見ると、登りには気付かなかった薄紫色の花「ノギク」です。

葉脈がくっきりと表れ絶妙な色合いの「ヤマブドウ」の落ち葉を見つけました。落ち葉と言えども、自然が作り出した美しさです。

左手の奥深い谷間の黄葉を眺めながら、ひたすら登山口を目指しました。

間も無く登山口へたどり着く辺りに堂々とした巨木が・・・。まるで入山や下山する登山者を見つめているようです。巨木なので、根元一面が落ち葉で敷き詰められいかに巨大かを表しています。

枯れ葉が落ちてしまわずに、か細い枝にぶら下がって揺れています。10月下旬から11月上旬にかけて晩秋の「藻岩山」へも訪れてみようと思いました。枯れ葉さんそれまで落ちずにがんばってね。

思う存分、秋を満喫した「藻岩山」です。その後、一時間余りの道のりを余裕を持って歩き自宅へ向かうことができました。

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