11月18日、放射冷却で冷え切った朝、例年より21日遅い初氷を記録した札幌です。最近の寒さを身を以て感じてはいますが、暖かな初冬を迎えています。日中の気温が10度を超えると今の時期では暖かめと言って良いのでしょう。昨年の記録では11月上旬から雪マークが並んでいて日中10度を超える日などはありませんでした。初冬とはいえ、もしかしたら咲いているかもしれない花や木々の様子を確かめにウオーキングです。
晩秋と初冬が交叉しているような風景が見られました
円山裏参道
微妙に変化した色の【アジサイ】です。葉の先まで薄紫に変化しているのが不思議に思われます。
【フウセンカズラ】のような実が、味わい深い色彩を帯びています。花の名は不明ですが、ずっと気になっていたこの色合い。
大通西11丁目 街中は暖かいのでしょうか。「北海道大学」イチョウ並木の黄葉から遅れること半月。イチョウ並木と既に散ってしまい歩道を埋め尽くす葉でまるで黄金色の世界です。
北2条通り
【チョコレートコスモス】 まだ可憐に咲いているのです。気品のあるエンジ色に興味を引かれます。
【シュウメイギク】 枯れかかっているシュウメイギクが多いので、思わず見とれてしまいました。
北5条通から環状通 反対側の歩道からフェンス越しの「北大植物園」を眺め、紅葉の美しさに思わずカメラを向けてしまいました。街路樹は黄葉したイチョウ並木です。
黄葉と紅葉に笹の鮮やかな緑色が映えています。
真っ赤に紅葉した蔓状の【ツタ】
本格的な冬の訪れは、まだ先のようです
「札幌で初氷」というニュースに街中を歩いてみたところ、全くといって良いほど路面凍結の様子は見られずにまだ紅葉に彩られている街並みと花々。初氷の朝?を迎えましたが、本格的な冬の訪れはまだ先のようです。来週になると、天気予報に雪マークがずらりと並んでいます。正直、暖かめに過ごしたい冬なのですが。