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日記

「藻岩山」山全体がエンジ色の「春紅葉」に染まり、導かれるように登ってきました

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ベランダのカーテンを開けると、ビル越しに「藻岩山」を望むことができます。スッキリ見える日は晴れて、雲に閉ざされていると曇りか雨の一日。今日は気温は低めですがどうやら晴天のようです。エンジ色の「春紅葉」に染まっている「藻岩山」に導かれるように出かけました。

北海道のオホーツク海に面した地方では積雪があり、この時期としては低温「花冷え」の朝。丁度、桜の開花日なのにこの寒さです。

気温は低めで、時折吹いてくる強い風にめげず?山頂を目指しました

「慈啓会病院登山口」から登って

昨年は10月中旬が「藻岩山」最終登山でした。約6か月ぶりの「藻岩山」。比較的なだらかな上り斜面が続き、山の様子を思い起こしながら進みました。平日の早朝「藻岩山」は、お一人様中高年登山者の登山日?です。登山道の両側は満開の「エゾエンゴサク」と「エンレイソウ」の路がどこまでも続き、花、そして花です。

辺りの木々の枝先は、芽生えたばかりの葉がエンジ色です。葉が細いのでナナカマドでしょうか。これが「春紅葉」、遠くから眺めると山全体がエンジ色に見える所以です。

頂上までの道のり、およそ三分の一地点「日本で初めてのスキーリフト跡地」

丁度、三分の一地点「スキーリフト跡地」。ここへたどり着くと、なぜか安堵してしまいます。時折急登があり油断はできません。花たちはまだ続いています。

「馬の背」から頂上を目指して

階段状を進み目の前がぱっと開ける地点に辿り着くと、行程の三分の二程の「馬の背」です。ここからは、一見なだらかな登山道から一転し急勾配の階段状となり一気に高度を上げていきます。所々、まだ残雪がありこの辺りでは「エゾエンゴサク」や「エンレイソウ」の花影は乏しくなります。

岩や石がゴロゴロして九十九折りの急登に差し掛かりました。最も苦手な区間です。合間に「観音像」が優しい笑みを浮かべ見守っています。「まだまだ、頑張れ頑張れ」、「こんなところでくじけていられない」と心の中で気合いを入れ進みました。

ふと、急に木々が開けその間から頂上のパラボラアンテナが見えた時の嬉しさは格別です。展望台付近で水分補給し、先日の「円山」登山で友人から頂いたゆず風味飴でホット一息。3月中旬から今日まで展望台建物は休館中で中に入ることはできませんでした。

頂上からの眺めは雲が多くかかり見通しがきかず残念。遠くには、まだ雪に覆われた山々がチラホラと。ゆっくり頂上の気分に浸りきるには寒すぎましたが、桜の開花宣言の日。これから本格的な登山シーズン到来です。大好きな花「シラネアオイ」が咲く頃に「藻岩山」へはまた訪れます。

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