これほど長期間に渡ってコロナ禍が続くとは、誰が予想したでしょうか。有り余るほどの「おうち時間」。来る日も来る日も我慢を強いられています。いずこも同じで、何時収束するのかは誰も分かりません。気づいてみると溜息ばかり。現職の頃、養護教諭が「溜息は心の風邪ですよ。」と言っていたのを思い出しました。
気がついてみるとコロナ禍は、一年半になりました
心も風邪をひいてしまったようです。何時収束するかはわからないコロナ禍ですが、知らず知らずのうちにごく普通の生活に戻っていることになるのでしょうか。早くそのような日を迎えたいものです。
雨天が続く「おうち時間」はラジオを聴きながらの読書になりますが、他のことにチャレンジしてみることにしました。晴天時のウオーキングや低山登山でひたすら花の写真を撮るばかりではなく簡単にスケッチをし、雨天時の「おうち時間」に彩色してみてはどうかとふと思いました。
絵手紙に挑戦しよう思いましたが
以前、簡単な水彩セットを購入したものがあり手付かずでした。何処にしまい込んだのか、忘れていたほどです。簡易セットのため混色などは上手くいきません。全くの素人ながらスケッチブックに描き絵はがきにしたら良いかもしれないと考えました。コロナ禍でご無沙汰している知人や友人への便り用にできるかもしれません。
本州に住んでいる身内との往来も我慢状態です。北海道や札幌市の雰囲気だけでも味わってもらおうと、観光地を描いた絵はがきを購入する予定でした。しかし、それを販売している公共施設は軒並み休業中です。
手始めに身内用として
いざとなると難しいもので、考えていたようには上手く描けません。整理していた引き出しの中から無地のはがきを発見。スケッチブックではなく直接無地の葉書に挑戦してみました。絵手紙風にと思いつつ素人なのでこちらも上手く描けませんが物は試しです。恥はかきすて?で二人の会えずじまいの身内へ一言を記し送ってみました。知人や友人にはまだ修行が足りませんので。
手っとり早いメールはそれなりに効果的ですが、手紙には「心」が伝わってきます
忘れた頃に返信がありました。何と、一年ぶりの肉筆の手紙です。今は手っ取り早いメールの時代、直ぐさま用件を伝えることができます。デジタル化され速さと簡単さが要求される現在ですが、懐かしいアナログの世界にも味があります。
「心」や「気持ち」の伝わり方が違うのです。文字の上手下手はさておき、人柄や思いが伝わってきます。もう少し絵手紙風に上手く描けるようになりましたら、知人や友人への便りとして広げていきます。
1年半にも渡るコロナ禍、強いられる「おうち時間」を少しでも心豊かに
これから益々進化していくデジタル化社会を否定しているのではなく、人と人との繋がりはオンライン○○ではなく実際に会って会話をしたり手紙を書いたり、それも大切です。このコロナ禍で生身の人間である自分自身を改めて感じました。溜息の多い日常から早く脱したいという思いです。