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日記

「春探し」、友人から頂いたメールのことばから

投稿日:2020年3月26日 更新日:

「コロナ疲れ」や「コロナ鬱」、「高齢者のロコモシンドローム」と思わしくない言葉を多く耳にするようになった昨今。明日は我が身と思いつつ過ごしていたら、「庭の福寿草が、咲きました。」と友人からのメール。庭で福寿草が咲いたなんて羨ましい限りです。そう言えば、春一番の花が福寿草。この春、黄色く咲くクロッカスを見ましたが、まだ見ていない福寿草。友人の「春探し」のことばに出掛けてみることにしました。

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残雪に映える朱塗りの「伏見稲荷神社」へ

街並みを通り抜け、上り坂に差し掛かりました。登り切ったところが藻岩山「慈啓会病院登山口」。ここを目的地とはせずに一旦左折して、藻岩山の懐を辿ると朱塗りの鳥居がが眩しい「伏見稲荷神社」。参道にはまだ雪が残っていて境内まで足跡が続いています。足元に気を付けながら進んでみました。残雪に映える鳥居の朱色が、より一層存在感を示していて美しい。暫し余韻に浸っていました。

「水道記念館」からの眺めはお勧めスポット

そこから更に「藻岩山ロープウェイ入口」方面へ足を運んでみたところ、更にひたすら上り坂が続きます。前庭から眼下に見下ろす風景が大好きな「水道記念館」を目指しました。やっとたどり着いたというのに、フェンスには4月下旬まで冬季休業のお知らせが。残念な思いで、雲一つない澄んだ青空と遥か遠くのビル街をしばし眺めました。ここから先の「藻岩山ロープウェイ」はもちろん休業中なので、開業を心待ちしているところなのです。

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帰りは急な階段を下り

「さあ、戻ろうかな。」そう思っていると、ランドセルを背負った小学生が急な階段を駆け下りていきました。この階段から一気に下り、学校へ急ぐ小学生。時計を見ると午前10時半頃で、なぜこの時間帯に小学生が。それもそのはずです。今は、分散登校なのです。納得しながら、恐る恐る急な階段を下ってみると、あの小学生の姿はもうありませんでした。さすがに素早い。

すると、女子中学生が下から上がって来ます。様子を見ていたら、何度も立ち止まりながら上へ上へと行くのです。無理もありません、中学生にとってもそれだけ長く急な階段なのですから。下りを利用していることにホッとしている自分がそこにいました。

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ささやかな「春探し」

心地よく吹く風と澄み渡る青空の下に、「春探し」に出掛けてみた今日、街中で「福寿草」にはお目にかかれませんでした。そう言えば、保育士さんに連れられた子どもたちのたくさんのグループに会えたこと。7グループもです。大きなベビーカーに6人の幼児を乗せてお一人で押しているパワー一杯の保育士さんがいました。優しい笑顔で子どもたちに語り掛けている保育士さん、きっと子どもたちが好きなのでしょう。

ささやかながら、我が家の「春探し」。この暖かさで暖房のスイッチを切ったこと、ベランダを覆っていた防寒用透明ビニールシートを外してみたこと、洗濯物を外干ししたこと、買ってきたなばなに蕾があったので小さなコップにさしておいたら、可愛い花を咲かせてくれたこと等。

そうそう、新聞紙上に教職員の異動の記事が載っていましたが、知り合いの名前が数少なくなったことに、一抹の寂しさを感じてしまいました。それだけ、退職してからの日々が流れたということでしょうか。

たまたま買った「フジッコ」のおばんざいの入れ物に印刷された絵手紙に心が和まされました。なかなか粋な入れ物で何故か捨てられずにいます。「春探し」、いいことばです。元気を出して「春探し」を続けてみます。

自宅で止む無く過ごさなければならない多くの子どもたち、ストレスは溜まっていないのでしょうか。このような状況が早く解消されていきますように願わずにはいられません。

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