円山公園の大師堂から杉並木の木道を歩くのが好きで、ウオーキングのコースが定まらない時にはよくこの辺りに来てしまいます。考え事をする時にもこの道を選んでいます。なぜここ北海道にそれも札幌に杉並木があるのか、と不思議に思います。開拓のころの先人たちが、本州から苗木を持ち寄り植えたのでしょうか。
人慣れしているエゾリスに出会います
ここで木々を走り上っているエゾリスをよく見かけますが、その日のエゾリスは向こうから寄ってきました。逃げようとせずに寄ってくるなんてと驚いてしまいました。私の足元へ来てえさをねだる目をしています。その時、何とリスと目が合ってしまったのです。
「なんて可愛らしい目なのだろう。」
しばらく、みとれていましたが、「餌をくれないの?」と、言っているようで複雑な気持ちになりました。
「ごめんね。私は持っていないの。」
餌付けされ人間に慣れてしまっているのでしょう。そばに来てくれたのは嬉しかったのですが、別な意味で悲しい思いもありました。
野生動物は野生のままが良いのでは
野生動物は野生のままが良いのではと、考えるのは私だけなのでしょうか。いろいろな考え方がありますが、夏場になると餌をあげる人をよく見かけてしまうのです。「野生動物にむやみに餌を与えないでください。」と書かれた立て看板があちらこちらにあるにも関わらず。