北海道でありながら連日の猛暑日にウンザリしています。室内でジッとしていても顔を汗が流れているのがわかりますし、背中がぐっしょりとなってしまうほどです。登山どころではありませんが、日中を避け近場の「円山」へ陽が昇る時間帯を見計らって出かけてみました。背中に朝日を浴びながら登山口へ向かうと、薄暗かった街中が目覚め始めるのを感じました。
まだ眠りから覚め切らない街中です
車の往来は殆どありません。遥か向こうに見える小高い山「円山」の登山口へ向かいました。写真ではかなり遠くに見えますが、歩いて30分足らずです。
通りすがりのマンションの玄関先に植えられている「ムラサキシキブ」と「ヨウシュヤマゴボウ」
とあるマンションの玄関先に「ムラサキシキブ」と「ヨウシュヤマゴボウ」が植えられています。足を止めず何気なく、通りすがりに生長を眺めることにしています。決して怪しい人ではなく、ただ珍しい花を咲かせる植物に興味があるだけなのです。「ムラサキシキブ」と「ヨウシュヤマゴボウ」は目立たない小さな花をつけ始めました。この時期になるとこの通りを歩くのが好きです。
〜 「ムラサキシキブ」 〜
〜 「ヨウシュヤマゴボウ」 〜
静寂な登山口着です
「円山」登山口は静寂に包まれています。まさかこんな早朝に行き交う登山者はいないだろうと上を目指しました。清々しい風を浴び野鳥の囀りを聞きながら、早朝登山でしか味わうことができないこの時を噛み締めながら登りました。もう間も無く頂上という辺りで、下山してきた女性に声を掛けられ暫し談笑しました。薄暗い時間帯から登っていたように見受けられました。
山頂は、日中の暑さを忘れさせてくれます
清々しい山頂は、あの暑さを忘れさせてくれました。遠くを眺めながら、塩飴を頬張り水分補給です。これからの下山と自宅までの道のりを考え一時の静養です。
下山中、足を止め写真に収めた「キンバイソウ」
この時季「円山」でよく見る花です。調べてみたところ「キンバイソウ」とありました。
下山後、自宅へ急いでいると行きには気づかなかった花壇に植えられた花々です。
〜 「マリーゴールド」や「ベゴニア」 〜
〜 もう秋の風情を漂わせている「コスモス」が風に揺れていました 〜
〜 垣根ごしに「 」が続きます 〜
帰り道は東の方向へ向かって歩いていると、眩しい朝日が今日も暑くなりそうな気配を漂わせています。北海道の夏としては猛暑と言って良いほどの異常な暑さです。