「藻岩山ロープウェイ」は、明日2月1日から全館休業に入ると新聞紙上で知りました。「札幌テレビ塔」は三階までは入館できますが、展望台へは既に休止されているそうです。どちらも観光客が主体ですので、このコロナ禍では寂しい限りです。「藻岩山ロープウェイ」の利用者は約8割が観光客のようです。
「藻岩山ロープウェイ」をよく利用しています
「藻岩山ロープウェイ」のシーズン券を購入していますので、登山後の下山時や展望台からの眺めに浸りたい時に訪れます。季節によって増毛連峰や大雪山、日高山脈そして空沼岳から支笏湖周辺の山々の見え方が異なります。晴天の日はまた格別で、車を利用して出向いて登った山々を懐かしく回想できる場所だからです。
明日2月1日から暫く全館休業です
明日2月1日から全館休業に入るといつ開館になるのか見通せませんので、見納めに？出かけてみました。ロープウェイ乗車口にはそれ程多くの人が待ち合わせず、喜んで良いのか悲しんで良いか。一般市民には人気がないのでしょうか。それとも知らないからなのでしょうか。
仏舎利塔の向こうには遠く小樽や石狩の海、定山渓の山々はもちろん遙か留萌や日高地方の山々を展望でき、お子さん連れで北海道の広さに触れることができるのでは、と思うのです。それも、ロープウェイとミニケーブルカーを乗り継いで乗車口から僅か10分足らずで山頂展望台へ到着です。
山頂展望台からの眺めは霞んでいましたが
今日の展望台からの眺めは遠くが霞んでいて良いとはいえません。お天気は良いのですが、真冬の最中さすがに風は冷たく足元は滑ります。予想以上に風が強く更に気温が低めで長居はできる状態ではありませんでした。けれども、さすが冬山装備の登山者だけは多いように見受けられます。
楽しい土産品が勢揃いの中腹駅
中腹駅の土産物売場にも人影はまばらでした。ここでしか買えない藻岩山キャラクターの「モーリーグッズ」や北海道土産品があり、見て回るだけでも楽しい場所なのです。
「藻岩山ロープウェイ」は、今後いつ開館されるのでしょう。これも「新型コレラウイルス感染症」の終息次第なのでしょうか。帰り道、北の方角へ向かって歩くので北風とまともに相対し必死でした。1月も終わり、明日からはもう2月。2日の「節分」が過ぎると「立春」。本州では少しずつ春の兆しが感じられる頃となりますが、北海道の長い冬はまだ折り返し地点なのです。