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日記

初夏の「円山」登山、花は終わりましたが人の優しさに心が和みました

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登山は朝方行動で、遅くても午前中に開始することが多いのですが、偶午後からとなってしまいました。今日の気温は、5月30日以来の20℃越えです。登山口へ向かって歩いているだけでもジワジワと汗ばんできます。やはり行動開始は午前中がベストでした。

こんな日中では登山者も限られるだろうと予想したところ、手軽に登れる「円山」はお一人登山者が絶えませんでした。

「円山」登山道に咲いていた花々の姿は見られなくなりましたが

初夏になると咲く花の期待はできないと思いつつ

この時季になると笹の丈がぐんと伸びています。勿論、登山道には花の姿は見られなくなりました。「クルマバソウ」は可愛らしい葉だけを茂らせています。「エンレイソウ」は実を付け花茎も伸びました。あんなに感動した「ヒトリシズカ」は驚くほど葉が大きくなり、艶も失われ愛らしかった面影は見られず?

まさか、もう【キノコ】が出ていて驚きました。秋と勘違い?本格的な夏も、まだ遠いのに。

【エンレイソウ】

【ヒトリシズカ】

先日多くの登山者で遠慮していた頂上では、ゆっくり堪能できました。

下山時、予想外の出来事で優しさに触れることができました

下山中、丁度中間辺りで物凄く汗をかき疲れ切った男性登山者が登ってきます。「頂上はまだですか?」と、聴かれたので「この辺りは丁度中間地点ですよ。」と返答しました。「まだ、半分か。」と、ガッカリされたようです。「登山は他人との競争ではありませんので、マイペースでのんびりとどうぞ。」と、行って別れました。

先に足取りも軽く下山していった女性登山者が、再度登っていきました。後でわかったのですが、上記の汗をかきながら登っていた男性登山者が転んだりして登山は無理だと伝えたのに登っていってしまったそうです。どうしても頂上を目指すと言うので、心配になり後を追ってきたとのこと。見ず知らずなのに優しい方がいるものです。

いつもは、木々の深緑と山野草に心が和まされる登山ですが

私は引き返して再度頂上へ行く体力は到底残ってはいませんでしたので、その方にお任せすることにしました。今日は、人の優しさに触れることができた「円山」登山です。木々の深緑と山野草に心が和まされる登山ですが、人の温かさにほっと和まされました。

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