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日記

「オドリコソウ」が咲き、初夏を思わせる深緑の中を「円山」登山

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昨日今日と日中の最高気温が27~8℃です。初夏を思わせ、外を歩くと半袖姿の人が目立ちました。でも、それも束の間のようで明日からは雨マークが並んでいます。登山のチャンスを逃してはならないと、「八十八観音像」登山口から「円山」に登りました。

ウオーキングの延長で15~20分くらいで登ることができる「動物園側」登山口からは度々登っています。あえて日記には記す程の変化はありませんでした。今日は、少し難易度の高い「八十八観音像」登山口から心して山頂を目指します。

「エゾエンゴサク」や「ヒトリシズカ」等、花の盛りを終えた後の主役は?

登山口付近には「ツツジ」が満開で、「アジサイ」は小さな蕾が見え始めています。「円山」の頂上を見上げると、ついこの間まで山頂の岩場が見えていたのにスッカリ深緑の中。今日の予期せぬ夏日にゼミの鳴き声が「アッチー、アッチー」というように耳元に響きます。

登山道は緩やかな上りが続き

花ロードを思わせた「エゾエンゴサク」や「ヒトリシズカ」の面影はなく、時折「ニリンソウ」とミニ群生地の「クルマバソウ」が可愛らしく咲いています。「エンレイソウ」の真ん中で緑色をしているものは実でしょうか。黒色に変わっているものもありました。

【ニリンソウ】花の盛りを終え数は限られてきました。

【クルマバソウ】花の盛りを終えているようです。

【エンレイソウ】神秘的な黒色の実?を付けています。

平坦な登山道が続き緩やかな下り坂を

この辺りには花は見られず、ひたすら歩みを進めるのみです。嫌にカタツムリが多く見られ、明日からの雨を予兆しているよう?

山頂を目指し九十九折りの急登を

斜面脇に予想外にも多くの花が見られます。

【エンレイソウ】この辺りは標高が若干高いので、真ん中の実のようなものは緑色のままです。

【アマドコロ】「オオアマドコロ」は草丈が1メートルくらい、草丈が30㎝で花が2~3個つくのは「アマドコロ」でした。「円山」では滅多に見ることはできないそうです。

【コウライテンナンショウ】(マムシグサ)今年は比較的多いように感じられます。雌雄異株で、殆ど二株で生えています。秋になると真っ赤な実を付けるのですが、それがまたユニークそのもの。つい興味を抱いてしまいました。形はトウキビのようになり、秋山に探すのが楽しみです。

【クルマバソウ】のミニ群生地

山頂付近で

目の前が山頂という付近で、女性登山者が下山してきました。カラスが多く飛び交いゆっくりできないとのこと。カラスに襲われた経験があるので、山頂へは断念しました。

下山しながら、ひと言・二言会話が弾み

下山中、今が盛りの「オドリコソウ」発見です。カメラを向けていると、立ち止まって頂上付近や樹木の写真を撮っている方がいました。登山の目的は写真を撮ることで、その日によってポイントを替えるそうです。人それぞれですが、花にのみに目が行ってしまう身としては痛し痒しです。

ただ登るのではなく、目的を持った登山は大切です。その方が曰くには、「コロナ禍を高齢者は如何に過ごしていくかを考えたあげくの行動で、不要不急だからと言って家でじっとしていること自体フレイルを招きかねません。」とおっしゃっていました。ご最もです。

【オドリコソウ】この辺りでしか見られませんでした。白色の地味な花ですが、花の付き方がグルリと輪になり踊っているように見えるのでこの名がついたのでしょうか。

ノーマスク登山者が増えてきました

上ってくる登山者に軽く会釈をすると、「マスクをしないで済みません。」と、返ってきました。「政府も自己判断と言っていますし。」と、答えたのですが思い返すと今日の登山者はマスク着用が半々くらい?これだけ換気が行き渡っているところでは必要ないでしょう。とは言え、未だ不安なので自信は着用しています。ノーマスクの決心をつきかねていますので。

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