ライラックの香りに包まれていたシーズンを終え、季節は春から初夏へと歩みを進めています。今日と明日の最高気温は30度までは行かないものの、気がついてみると初夏の趣です。日中はベランダを網戸を開けっぱなしにしておくと心地よい風が部屋に入ってきます。本州ではクーラーなのでしょうが、相変わらず網戸でしのいでいます。最近では、北海道もクーラー付きのマンションが一般的になってきました。
いつもながら、早朝ミニジョギングに汗を流し朝食をとりました。後片付けを済ませふと頭をよぎった「円山」登山。何故かここ暫くご無沙汰していました。行動開始時刻がいつもより遅く気温が上がっているのは仕方ありません。
春の花は終わりを告げ、初夏の山の趣です
「八十八カ所」登山口から登って
暫くご無沙汰していましたので、少々急な上りに感じてしまいます。春の花々はすっかりその姿はなく、緑豊かな深い森はまるで初夏の趣です。こちらのコースは油断していると思いも寄らぬ急登が表れます。時折、木漏れ日が眩しく登山道を照らします。下りが続く道と街並みを望むことができる二股コースがあり、何時もは通らぬ後者を選んでみました。
下山は「動物園方面」登山口へ
上りでは花にお目にかかっていなかったのですが、山頂付近に「オドリコソウ」をわずかながら見つけました。「クルマバソウ」は花の姿はなく、かすかな実に替わっています。緑色の実になっているものと既に黒い実になっている「エンレイソウ」。ランのような花を初めて見つけ、帰宅してから調べてみたところ「サイハイラン」とのことでした。
【オドリコソウ】
【クルマバソウ】
【エンレイソウ】
【サイハイラン】
下の写真は登山道で見つけた昆虫とカタツムリです。緑色っぽい黒色で金色に輝いていて思わず立ち止まってしまいました。
これから、「円山」登山目的は花を楽しむのではなくただ単に体力作りになってしまいそうです。