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日記

「三角山」春の登山道に咲く主な花をまとめてみました

投稿日:2021年5月27日 更新日:

*「三角山」に咲く春の花をまとめてみました。ホームページ「コマクサ 日記」で既に使用した写真を一部分重複して掲載ています。ご了承頂けると幸いです。

4月11日登山記

一の坂 → 二の坂

【キクザキイチゲ】ヒメイチゲ、エゾノハクサンイチゲ、アズマイチゲ等、微妙に違うようです。調べてみたのですが、専門家ではないので定かではありません。

雪解けが進みやっと顔を出したところなのか?枯れ草に包まれて見落としてしまいそうでした。ほんの数輪でした。

二の坂

【エゾエンゴサク】

九の坂

【ナニワズ】

「九の坂」辺りからの登山道は、はまだ積雪状態でした。登山道の脇の方が辛うじて歩けましたが、長靴やアイゼンを付けた登山靴がお勧めです。

5月8日登山記

一の坂 → 二の坂 

【エゾエンゴサク】

こぶし平

【エンレイソウ】

こぶし平 → 宮の森登山口へ

【キバナノアマナ】忘れられてしまいそうで目立たない花ですが、いち早く春を知らせてくれます。

【スミレ】

5月20日登山記

山の手入り口 → 一の坂 → 二の坂 → こぶし平 → 三の坂

【クルマバソウ】やっと白く小さな花を付け始めました。

【エンレイソウ】葉に力強さが増し、三枚のガクがしっかりとしています。

【マイズルソウ】前回は花を付けていませんでした。白く小さな花です。羽を広げた鶴が舞っているように見えますか?

【マムシグサ(コウライテンナンショウ)】茎がユニークな迷彩柄なので、一度覚えると忘れることはありません。

【ニリンソウ】この辺りは群生地です。

九の坂 → 二人静の散歩道 →こぶし平の往復 →宮の森入り口へ

【クルマバソウ】 同上

【エンレイソウ】群生しています。

【マムシグサ(コウライテンナンショウ)】あちらこちらで見られます。

【マイズルソウ】群生しています。

【ニリンソウ 】同上

【オドリコソウ】葉の付け根の茎の周りを数個の花が取り囲むように咲いています。輪を作り踊っているように見える、この可愛らしい様を捉え名付けられたのでしょうか。

【ホウチャクソウ】花弁が分かれていますので、よく似ている花「オオアマドコロ」と区別が付けられます。

一面が緑に覆われ春本番の様相です。「エゾエンゴサク」は主役交代したのか、既に殆どその姿は見られませんでした。

終わりに

「三角山」は登る度に様々な新しい魅力を発見することができ興味深い山です。登山道の多様さ、「二人静の散歩道」とか「哲学の道」等と言ったその命名のユニークさ、登山道毎の趣、「大倉山」への縦走が可能、身近に「登山」気分を堪能することができます。コロナ禍でもあり、札幌市から他市町村への移動を控えている身にとっては、徒歩圏内で登れる山ベストスリーの一つです。

山野草に興味を抱き、季節を追いながら札幌近郊の低山登山をしています。植物に関しては全くの素人なので、うる覚えだったり思い込みがあることを自ら承知しています。帰宅後、図鑑等で確認後記載しておりますが、多分に誤りがあることをご了承頂けると幸いです。

春、「三角山」に咲く主な花についてまとめてみたところ

キンポウゲ科イチリンソウ属

○ヒメイチゲ  花弁5枚、花の大きさ1cmくらい

○ニリンソウ  花弁5枚

○キクザキイチゲ 花弁多、葉に模様がある、葉の形が菊に似ていて深い切れ込みがある

○アズマイチゲ 花弁多

○エゾノハクサンイチゲ 花弁多、花の柄4~8cmくらい、

メランチウム(シュロソウ)科エンレイソウ属 *ユリ科と記されている場合もあります

○エンレイソウ  別名タチアオイ 3枚のエンジ色の花弁はガクと記されているものもあります。

○オオバナノエンレイソウ 3枚の白色花弁

○シロバナノエンレイソウ(ミヤマエンレイソウ)3枚の白色花弁は先が鋭く尖っていて、オオバナノエンレイソウと相違があります。

*これまで、「三角山」で見ることができたのはエンレイソウです。

ケシ科(ケマンソウ科)キケマン属

○エゾエンゴサク 薄紫色、水色の花が多く見られますが、白色の花も稀に見ることができます。

シソ科オドリコソウ属

○オドリコソウ 薄いピンク色の花、「三角山」のオドリコソウはクリーム色です。

サトイモ科テンナンショウ属

○マムシグサ 雌雄異株、球茎は地下

ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属

○ナニワズ 落葉低木で花は黄色

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