DSC_6078

日記

抜けるような青空の下、まだ雪深い「円山」に登ってきました

投稿日:

3月の春めきで雪解けが進み、歩道の歩きやすさが増してきました。軽快な足取りで「円山」登山口へ向かいます。ところが、登山口が間近になるにつれまだまだ冬を感じさせられる圧雪状態。東屋でチェーンアイゼン付き登山靴に履き替えです。屋根越しに青空に映える「円山」の頂を垣間見ると、わくわく感でいっぱいになりました。圧雪状態の杉林木道を進みます。

青空に映える「円山」の頂を垣間見ていると、わくわく感でいっぱいになり

前々回、「動物園方面」登山口から登り、途中で引き換えしてしまい改めてリベンジ登山です。急斜面の狭い登山道に気持ちがついていかなかったのです。今回、上りは「動物園方面」登山口から、下りは「八十八カ所観音像」登山口へとしました。

「動物園方面」登山口から上って

圧雪の登山道ではチェーンアイゼン付き登山靴がその効果を発揮します。下山してきた男性登山者は冬用スニーカーでしたので、足を取られそうになりながら下山しています。行き交いながら路を譲っていると、「そういう靴でないと駄目ですね。」と苦笑していました。

前々回、リタイアしてしまった急登地点は変わらず谷側へ転がり落ちそう。身体を山側に寄せ、足を踏みしめながら何とか必死の思いでクリアできました。その後は楽勝、難なく前を行く二人の登山者に追いついてしまいました。けれども、辺りの写真を撮ることで先を越すのは止めにしました。

空の抜けるような青さと頂上での賑わいと

気づくと頂上は目前です。深雪で夏場との景色の違いを感じてしまいました。頂上には、思いも寄らぬ多くの登頂者です。休日でもあり、「八十八カ所観音像」登山口から上られた団体さんご一行のように思われます。気になっていた、あの「頂上雪だるま」は健在なのだろうかと近づいてみると3月の陽気で溶けかかっています。もう、リニューアルは不可?

頂上付近から眺める空の青が街並みを引き立たせています。リベンジできたその思いが空の青さをより一層引き立てていました。

「八十八カ所観音像」登山口方面へ下山して

一歩一歩踏みしめながら下山です。チュンチュンという囀りに目を向けると、ご神木のような古木に鳥の巣箱が設置されています。そこで、数羽のヤマガラかコガラ・シジュウカラと思われる野鳥が飛び交いながらついばんでいます。こののどかな光景に、春日和の暖かさを感じながら下山しました。

登山口間近のところまで来ると、路を譲って下さるため立ち止まっている登山者が。お礼を言いながら、頂上での賑わいぶりをお知らせしました。

短時間で下山でき、東屋でチェーンアイゼン付き登山靴を履き替え休憩しました。いつもなら頂上で水分補給をするところ、今回は東屋でのんびりと。

登山を終えた余韻に浸りながら東屋から「円山」の頂上を眺めました。キツツキが木の幹を突っつく音に耳を傾けていると、活動が活発になってきた野鳥たちに春の訪れを感じます。あと何回雪山体験ができるでしょうか。

-日記
-, ,

Copyright© コマクサ|札幌円山近郊山登りとお勧めスイーツと雑記 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.