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日記

『札幌市平和都市宣言普及啓発イベント「平和の集い」』(8月15日)に参加して

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8月15日は「終戦記念日」です。自身は戦後生まれですが、12時の時報で黙祷しました。大きな戦争を四つも体験してきた両親の元に生まれ、「終戦記念日」の黙祷は子供の頃からの習慣となっていたからです。自ら兵隊として旧満州に赴いた父は口癖のようにその壮絶さを語っていました。幼かった私たち兄弟にとっては想像すらできず、まるで他人事のように耳を通り抜けるだけで「うるさいな、また始まった。」としか捉えられませんでした。ある程度の年齢になり、更に職業柄その壮絶さと二度と戦争を繰り返してはいけない事を子や孫たちに伝えて行かなければと考えるようになったのです。

札幌市平和都市宣言普及啓発イベント「平和の集い」

日時:令和5年(2023年)8月15日(火)

開演:14:00    終了:16:45

会場:札幌駅前通地下歩行空間 北3条交差点広場

核兵器のない誰でも平和に暮らせる都市を目指して、市民と共に平和への思いを共有し市民一人一人が戦争のない世について学び考え、平和の尊さと世界平和について考えましょう。

プログラム:○PM F修了生等による弦楽四重奏団「クァルテット・ポッポ」ミニコンサート

○主催者挨拶 市長挨拶 (実際には副市長さんでした)

○令和5年度「平和へのメッセージ」優秀賞受賞者表彰

○令和5年度「平和へのメッセージ」ミュンヘン賞紹介

○派遣報告 平和訪問団による広島県への派遣報告

○講和 広島市の被曝体験伝承者による講和

○合唱 HBC少年少女合唱団による合唱「平和への思い」「千羽鶴」

◯平和パネル展 令和5年8月13日(日)〜19(土)札幌駅前通地下歩行空間 北1条イベントスペース東

○原爆パネル展 札幌市内10区において

主催:札幌市、札幌市教育委員会

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『札幌市平和都市宣言普及啓発イベント「平和の集い」』へ足を運んだのはミニコンサートが目的でしたが、改めて戦争の悲惨さに思いを寄せることができました。戦後78年、一見平和そうで戦争など関係ないと捉えがちな我が国です。当たり前の日常生活がおくれ幸い戦争からは縁遠いように思われる昨今ですが、近隣の国々からはたえずきな臭い空気が漂ってきます。直接戦争を阻止する行動はできないにしても、一人一人が戦争は許すことができる行為ではないと強く心するだけでも加担しない行為になると考えます。

戦争によって多くの尊い命が奪い去られ、広島と長崎の原爆投下によりこれまで人類が経験したことがない悲惨な結果に結びついたこの事実を深く心に刻む必要があります。抑止力のための原爆保持であってはいけないと思うのです。その多額のお金を地球の再生に使ったらどうでしょうか?汚れてしまった空気・水、失われてしまった野山、海の再生へ・・・。

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