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日記

三大名曲選一挙演奏「ベルリン交響楽団」札幌コンサートホール キタラにて

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ひと月前にチケットが販売されると同時に購入しました。それ程心待ちしていたコンサートです。コロナ禍以前には月に一度は「札幌コンサートホール キタラ」、「札幌市民会館」、「旧厚生年金会館」などへ足を運んでいました。ジャンルはフォークソングからニューミュージック、クラッシックと多種多様でした。札響の定期演奏会は勿論ですが、友人が所属している札幌市の合唱団、2回の「小椋佳さんのコンサート」、引退なさった「高橋真梨子さんのコンサート」などです。

コロナ禍も落ち着き、来道した名門オーケストラ「ベルリン交響楽団」の演奏です。

ベルリンで愛されるドイツの名門オーケストラ 新指揮者を迎えて初の来日公演

「ベルリン交響楽団」

2023年6月28日(水)18:30 札幌コンサートホール キタラ大ホール

指揮:ハンスイェルク・シェレンベルガー 元ベルリン・フィル主席オーボエ奏者であり、指揮者としても活躍!

ピアノ:ピョートル・アレクセイヴィッチ 2021年ショパン国際ピアノコンクール セミ・ファイナリスト!

第一部

○シューベルト 交響曲 第7番 ロ短調「未完成」D・759

楽団員の半数近くが女性です。打楽器奏者はもちろんですが、コントラバス、トロンボーンにも女性奏者がいます。これまでの日本の楽団には女性が多くなってきたとはいえ2~3割でしょうか。欧米では男女の分け隔てがなくオーケストラ団員にも表れています。日本でも意識することはなく様々な場面で普通に活動でき働ける社会であってほしいです。指揮者は楽譜全てがインプットされているのか譜面台はなくそのまま指揮に入りました。

○べートーベン ピアノ協奏曲 第5番 ホ短調「皇帝」Op・73

ピョートル・アレクセイヴィッチさんのピアノのタッチが素晴らしかったです。なじみのある曲でした。

第二部

○ベートーベン 交響曲 第5番 ハ短調「運命」Op・67

お馴染みの「運命」です。交響楽団や指揮者によって入り方が違うと言われています。数年前、あるラジオ番組で「運命」の最初の違いを比べていました。良い悪いではなく、指揮者の捉え方・感覚の差が表れているのでしょう。視聴者側として興味が持てました。今回は、サラッと入ったように思いました。

演奏会が終わって

「ベルリン交響楽団」は、「ベルリンフィル」と同様なのかと捉え調べてみたところ別でした。ベルリンにはいくつかの交響楽団があるようで、その一つが「ベルリン交響楽団」でした。国内の交響楽団、勿論札幌交響楽団や来道した交響楽団の演奏会を視聴する機会があります。改めて思い浮かべてみますと、どの演奏会も素晴らしい演奏で日本人特有の几帳面さや綺麗さが表れて今す。指揮者によって異なると思いますが、今回欧米の「ベルリン交響楽団」は楽団員一人一人の個性を感じさせそれが伝わってくる演奏でした。

自分で楽器の演奏ができるわけでもなく専ら視聴専門ですが、生意気にもそう感じてしまいました。何故なのか。欧米人は小さい頃から個性を大切に人格形成されてきたように思います。決して自由にわがままにという意味ではありません。日本人はそう言われながらもまだ型を抜け切らないのでしょう。最近は変わってきたように思われますが、日本人の良い面と更に固執せずに殻を破っていかなければならない面とがあるように感じました。音楽の面以外でも。

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