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日記

白い季節が訪れる前に「円山公園」巡りと「円山」登山

投稿日:2021年11月16日 更新日:

雨模様だった昨日とは打って変わり、小春日和のポカポカ陽気です。晩秋から初冬の趣を見せ始めた「円山公園」をぐるりと巡ってみました。

「木道杉林」から、「円山球場」や「北海道神宮」を廻って

二・三日前に歩いた時には「円山公園」の木々は紅葉と黄葉に彩られていました。木洩れ日をあびていた「木道杉林」は、一気に落葉が進み空が広くなった様な錯覚をおぼえます。「円山」登山で利用している「木道杉林」を歩くと、何時もひょっこりと顔を見せてくれる可愛らしいエゾリスの姿はありません。歩く前を素早く横切ったり目の前に立ち止まったりと、それはそれは愛くるしいのです。

「木道杉林」終着地点の「円山動物園」は、コロナ禍が落ち着きやっと通常の開園を始めました。ところが、今週いっぱい閉園のお知らせが掲示されています。私を含めそれを知らずに訪れた人たちが数人いました。

「円山球場」方面へ

気を取り戻し、「円山球場」方面へ廻ってみることにしました。歓声やアナウンス音もなく静まりかえった「円山球場」。季節柄主な大会は終了し、グランド整備を含め作業中です。立ち止まると丁度この辺りから「大倉山」頂上のスキージャンプ台や「三角山」の頂を間近に眺めることができます。

山の中腹まで住宅やマンションが建ち並んでいるのがわかります。住民の人達は眺望抜群の毎日なのでしょう。「円山球場」から緩やかな坂道を下ると「テニスコート」がありました。平日なので、プレーヤーは見当たらず閑散としています。

石段を上って鳥居をくぐり「北海道神宮」へ

「梅園」

「北海道神宮」の鳥居をくぐり左へ進むと「梅園」が広がっています。思わず目を引く色鮮やかなカエデやモミジ。葉がグラデーションに変化して、黄色、オレンジ色、深紅へと。梅の木の紅葉はまだ進まず一休み中のようです。

【カエデ、モミジ】

【モクレン】

春にエンジを帯びた薄紫色で大ぶりの花を咲かせる「モクレン」。厚みのある葉は、一際目を引く黄葉に変化して。

【ポプラ】

「北海道神宮」の石段を下りました。これから黄葉するカラマツ林を過ぎると、幹回りが数メートルはあるかと思われる「ポプラ」の巨樹が5~6本ドッシリと構えています。幹にできた幾つかの大きなコブ、梢を見上げると後ろにのけぞり首が痛くなる程でした。この写真を撮っていると屋久島の「縄文杉」(樹齢7200年)を思い出してしまいました。あの時も首が痛くなる程見上げて写真を撮ったことを。

「円山公園」正門へ

広大な「円山公園」を一周して正門へたどり着きました。逆になってしまいましたが、改めて正門から公園内を見渡たすと雄大な自然が残され手入れが行き届いた公園、その広大さを実感させられます。木々は静かに冬支度を始めているかのような佇まいをみせている「円山公園」です。

追記

上記から数日間、時折激しく吹く風と雨模様の天候が続き木々の落葉が進んでしまいました。カラマツ林は黄葉が進み冬到来を物語っています。

上記から日を改め数日後、シーズン最終?「円山」登山

11月も中旬になると雨がちの日が多くなり、半ば諦めかけていた登山。雨模様の予報に反し朝から晴天です。気温は幾分低めですが、チャンスを逃す訳にはいきません。思い立って「円山」登山です。

上り下り共に「動物園方面」登山口から

案の定、登山道はすっかり落ち葉で覆い尽くされていました。土が顔を出している辺りはぬかるみ状態が続きます。それを承知で行動開始しましたので、気合いを入れて登りました。ヤマブドウの葉の鮮やかな紅葉、木々の黄葉は見る影もなく初冬の風景に淋しさを感じてしまいます。降雪はまだですが、木々の冬支度は万端整えられていました。

短時間で頂上へ

そんな中でも背中が結構汗ばみ、頂上では十分に水分補給です。この時期に登山ができるとは考えてもいませんでしたので、達成感に溢れました。たとえ低山であっても。

午後からはパラパラと雨がちになり

帰宅しベランダから外を眺めると、厚い雲が空を覆い、パラパラと降ったり止んだりしながら雨粒が地面を濡らしています。束の間の登山チャンスでした。今シーズンの初雪は遅れていますが、今週中に降るのではという予報が出ています。夜半になると、今降っている雨が雪に変わるのでしょうか。

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