「新アカデミー合唱団 コンサート6」が「札幌コンサートホール」で開催されました。そろそろ桜の季節も終わり頃を迎え、「菖蒲が池」の緑色の湖面に映し出される桜の花が印象的な「中島公園」を「札幌コンサートホール」へ。
友人が札幌市の「新アカデミー合唱団」の団員で、5月14日が「定期公演会」です。音楽好きな他の友人にも逢える年に一度の楽しみな恒例行事となっていましたが、コロナ禍で開催されない年が続きました。逢えずじまいの2年間を経て、やっと心置きなく演奏会の鑑賞や友人との交流ができるようになりました。
「新アカデミー合唱団 コンサート6」 2023年5月14日(日)開演15:00
1 ヴェスペレ w・A・モーツァルト 「証聖者の荘厳晩課(ヴエスペレ)k・339」
*高尚な曲でした。
2 信長貴富 編曲
混声合唱・ヴァイオリン・ピアノのための「ヴィヴァルディが見た日本の四季」
<春> 花 武島羽衣 詩 、滝廉太郎 曲
<夏> 城ヶ島の雨 北原白秋 詩 、
<秋> 村祭り 文部省唱歌
<冬> ペチカ 北原白秋 詩 、山田耕筰 曲
*懐かしい調べが流れ、心の中で歌ってしまいました。
3 モーツァルトとヘンデルの世界
指揮:鎌倉亮太
ピアノ、オルガン:鹿野真利江
ヴァイオリン:林ひかる
ソプラノ:月下愛実
メゾソプラノ:松田久美
テノール:荏原孝弥
バリトン:下司貴大
管弦楽:札幌シンフォニエッタ
*会場全体が暗転となり、指揮者が会場の観客にペンライトで演出する合図を送りました。アンコール曲に合わせながら一斉にペンライトをふり観客と一体感溢れるステージへと変わりました。演奏会終了後、指揮者はコロナ禍が続き十分な練習ができなかったと語っていましたが、アットホーム的な中に本格的な歌声を聴くことができた「新アカデミー合唱団 コンサート6」です。演奏ごとに着替えられた団員の方々の服装にも注目させられ、女性たちの華やかな帽子が印象的でした。男性たちも目立たないポケットチーフだけでなく遠慮なさらずにもっと華やかさがあっても良かったと思うのです。