日記

「豊平公園」は、知る人ぞ知るカタクリとエゾエンゴサクのミニ群生地でした

投稿日:2020年4月29日 更新日:

春に咲く山野草の中でも大好きな花の一つカタクリ。「真駒内公園」に自生地があり楽しみに待っていた。けれども、地下鉄を利用しないと行くことができない距離のため今年はお預けしていた。ところが、ふと、「豊平公園」にほんの少し自生地があることを思い出した。丁度開花していて見頃を迎えているのではないか。

地下鉄を避け、ゆったりとウォーキングで

半ば諦めかけていたところ、何が何でも行ってみたくなってしまった。早朝の軽いジョギングをし終えた後でもあり体調を考えたが、決行?した。勿論、地下鉄には乗らず「豊平公園」まではにウォーキングで行ける。ゆっくり歩けば良いのだからと、自分に言い聞かせ街中を歩いた。日曜日にも拘わらず、案の定、デパートをはじめととしてほとんどの店はシャッターを下ろしている。それもそのはず、人通りが殆どない街中。

1時間のウオーキングで「豊平公園」へ

「中島公園」を通り過ぎ「豊平川」を渡る。川面を渡って来る心地よい風に誘われて眼下をみおろすと、遊歩道をジョギングしている人、散歩をしている人、ゆったりとした光景が目に入る。これらの行動は健康維持のため許容範囲。丁度1時間のウオーキングで「豊平公園」が近づいてきた。「緑のセンター」には休業の張り紙があるものの、公園内のムラサキツツジは満開で、花壇のクリスマスローズは今が盛りと咲いていた。

カタクリとエゾエンゴサクのミニ群生地

遠くに水色とピンクの華やいだ一角を見つけ小走りで近寄ってみると、咲いていましたカタクリとエゾエンゴサクが。やったね、という気分で思わず佇んでしまった。知る人ぞ知るカタクリとエゾエンゴサクのミニ群生地で、数人が既にカメラを向けていた。下向きに咲くカタクリの花。やっと上向きの花を見つけシャッターを押す。

「安田侃」さんの作品に見入り

帰りは、もと来た道ではなく何となく違う道を選んでしまった。国道36号線に出て、「創成川公園」を通ると、それが大正解で、「生誕」と「天望」と名付けられた石造の彫刻を見つけた。イタリアを拠点としてご活躍されている「安田侃」さんの作品で、「中島公園」や「キタラ」でも見ることができる。「安田侃」さんは北海道美唄市出身の彫刻家、芸術家。

思いがけず、作品のすぐ横の桜は開花していた。街中の桜は早咲きなのか、それとも種類が違うのか。帰り道、1時間のウオーキングも疲れを感じさせないほど花たちから安らぎをいただいてしまった。

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