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日記

「藻岩山」、初めて知った山野草「クルマツクバネソウ」や「ヒメマイズルソウ」

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最近は、午前中晴れていても午後から雨模様に変わったり、曇っていたかと思うと突然雨が本降りとなったり・・・カラッとした青空からは縁遠い日々が続いていました。今日は夜明けと共に、青空が主役の朝を迎えています。滅多にない晴天日を逃さずにはいられません。「藻岩山」へ登ってみようと思いつきました。思いつき登山で少々不謹慎?とは思いつつも逃さずにはいられません。昨日までの降雨を考えると登山道は苦手なぬかるみかもしれませんが、そそくさと登山の準備を済ませ登山口へ向かいました。

昨日までの天候不順を一掃するかのように気温は高めで真夏のような日和です。平日の早朝にもかかわらず、「慈啓会病院」登山口駐車場はすでに満車状態でした。登山はやはり早朝開始に限ります。上りは、夏日の暑さのためただひたすら登ることのみに専念し登山道の花々を観察する余裕などありませんでしたので、ホット一息付けた山頂と下山時の花々の様子を記してみました。

気温・湿度がまるで真夏のような6月上旬の「藻岩山」登山

やっと、山頂が見えました

パッと開けた瞬間に差し込んでくる光、やっと山頂です。

山頂付近の明るさが嫌に眩しく感じられ、早朝なので人気(ひとけ)はありません。夏山登山かと思われるほど汗まみれで山頂へ辿り着きました。山頂から眺める青空は格別で疲れは瞬く間に飛んでしまいました。この一瞬が登山の魅力です。辛くてもやめられない登山の魅力です。休憩はいつもより長めに取り水分補給を十分にしました。その間に一人、二人と登山者が山頂へ到達です。今日は男女や年齢にかかわらず、「おひとり様登山」が多いようです。

下山は花々に目をやりながら・・・

休憩を終え山頂から少し下ると、花を付けた「クルマバソウ」のミニ群落があります。嬉しいことに「クルマバソウ」の花の時期は随分長期間に渡っています。「待っていてくれて、ありがとう。クルマバソウさん!」と、自分本位に捉えてしまいながら・・・。

〜 「クルマバソウ」 〜

数株の「ヒトリシズカ」です。葉が多少大きくなり艶を帯び実をつけています。

〜 「ヒトリシズカ」 〜

黄緑色の実をつけた「エンレイソウ」です。

〜 「エンレイソウ」 〜

馴染みのある「マイズルソウ」の葉は丸みを帯びていますが、葉が少々小さく羽先が尖っている「ヒメマイズルソウ」に遭遇しました。

〜 「ヒメマイズルソウ」 〜

一株だけ見つけた青紫色の花を付けた「オダマキ」です。行き交う登山者の間で話題になっていた一株の「オダマキ」です。

〜 「オダマキ」 〜

気づかずにいると、山野草に詳しい方が教えて下さった「クルマツクバネソウ」です。初めて知ることができた「クルマツクバネソウ」。目立たないのですが、なるほど良く見ると竹とんぼのように今にも飛び立ちそうです。

〜 「クルマツクバネソウ」 〜

あまり見られませんが、個性的な「コウライテンナンショウ」です。別名「マムシグサ」。個人的には、愛嬌のあるツンとした佇まいが好感を持てる所以です。

実際は背高のっぽの「コウライテンナンショウ」です。

〜 「コウライテンナンショウ」(マムシグサ) 〜

一株のピンク色の花は、どう見ても葉が「オダマキ」なのです。

〜 ピンク色の「オダマキ」 〜

真夏のような暑さの中、学びが多かった「藻岩山」登山です

山野草の花を楽しみに登山をなさっている方が多いことを知った今日の「藻岩山」登山です。登山者同士の会話から、そして写真に撮っていると教えて下さったりと学びの多かった「藻岩山」登山です。「ヒメマイズルソウ」と「クルマツクバネソウ」は新しく自身の山野草のページに記されました。

 

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