コンサート会場となる「札幌コンサートホール」は「中島公園」の一角にあります。自然に恵まれた公園で、緑の芝生が鮮やかで葉が出始めた桜は花の終わりを告げ「菖蒲が池」の湖面はそれらを静かに映し出しています。静寂に包まれた「中島公園」に今日のコンサートを期待しながら「札幌コンサートホール」へ向かいました。緑溢れる「中島公園」はその期待をより大きく膨らませてくれます。
〜 静寂に包まれた「菖蒲が池」 〜
〜 花の終わりを告げているかのような「サクラ」 〜
今回のコンサートを楽しみにしていて、数か月前から早々とチケットを購入していました。三大ヴァイオリン協奏曲を一度に聴くことができる機会は滅多に訪れないからです。
高度な技巧と情緒豊かな表現で魅せるヴァイオリニスト・松田理奈がヴァイオリン協奏曲の名作を一挙演奏
ヴィヴァルディ・メンデルスゾーン・チャイコフスキー 三大ヴァイオリン協奏曲の響宴
*ヴイヴァルディ ヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』作品8より「四季」
チェンバロ・第一ヴァイオリン 2・第二ヴァイオリン 1・チェロ 2・ベース1
*メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
札響オールメンバーで演奏。大好きな曲の一つです。
*チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品 35
馴染みのある曲で、この曲も大好きです。
ヴァイオリン 松田理奈 指揮 太田弦 管弦楽 札幌交響楽団
2023年5月7日(日)14:00開演 札幌コンサートホール大ホール
パンフレットによると、松田理奈さんのヴァイオリンはストラリバリウスとか。素人には良くわかりませんが、ヴィヴァルディが「四季」を作曲した年代と同じくらいなのだそうです。
コンサート後には「日本庭園」を散策して
大満足のコンサートでした。余韻に浸りながら「中島公園」の「日本庭園」に足を踏み入れると、入り口付近には「ニリンソウ」が今が盛りと咲いていました。時折、あどけない「スミレ」も顔を覗かせています。
〜 「ニリンソウ」 〜
〜 「スミレ」 〜 *写真が暗くなってしまいました。
コロナ禍は三年が過ぎ、札幌交響楽団弦楽器や打楽器奏者のマスク着用も以前ほどではなくなりました。一般人同様、自主的判断のようです。管楽器はマスク着用で演奏はできませんが。昨年からやっと演奏会が開かれるようになり、初めはマスク着用に驚きましたが、驚くことではなく当時は当たり前でした。次回のコンサートも楽しみに、チケットを購入します。