さあ、そろそろ寝ようかなと思っていた21時22分、ドーン、そしてその後のゆらゆら。
僅か30秒から40秒くらいの間にあの昨年9月6日のことが頭を過ぎった。
火元は、ガスの元栓は、・・・。「もう、ブラックアウトは勘弁してほしい。」という思いだった。
あの日、3時40分頃の突然の停電。一人、暗闇の中にいた。まるで時計が止まったように 静まり返った現実。ひっきりなしに聞こえる救急車とドクターヘリの音。
星空がやけにきれいだった。札幌の空にもこんなに星が瞬いていたのだ。
「この地震が冬でなくて良かったね。そう考えただけでぞっとする。」
あの頃、友人とはこんな会話が多かった。
また、コンビ二に何時間も並ぶの?牛乳や納豆を買うために何件ものスーパーを探すの?
それが現実となったのかと、一瞬思った。
幸い、今回はそこまでは至らなかったように思われたが、震源地はやはり東胆振地方で、北海道胆振東部地震の余震だったようだ。
まだまだ、今でもたくさんの方々が仮設住宅にお住まいとか。
お見舞い申し上げます。