若しかして暖冬では?と、密かにほくそ笑んでいたこの冬です。師走12月、例年通りの冬の朝を迎えました。昨日の最高気温は11℃、今日は何と1℃でその差は10°cもあります。昨日の最低気温がそのまま最高気温とは?後で知ったのですが、ただ平年の気温に戻っただけでした。有り難いことに、これまで暖冬を思わせる日々が続いていたのです。
これまでの暖冬がうそのように、冬景色に一変してしまった札幌
11月下旬に降った初雪は跡形もなく溶け去り、やれやれと思っていた矢先のことです。さすが北海道の冬、早朝から音もなくただしんしんと降り続く雪。昼を過ぎても止みそうにありません。このまま根雪になってしまうのでしょうか。仕方がありません。このような天候では今日一日読書三昧になりそうです。
午後になるとやっと小降りになり、薄日が見え隠れし始めました。降った雪の様子はどうでしょうか?秋物コートとスニーカーをダウンコートとブーツに替え、足元に注意しながら外に出てみました。積雪は10㎝くらいあり、北海道特有のサラサラパウダーではなく湿り気を帯びた雪・ベタ雪です。
「知事公館」横の通りを「ミニ大通散策路」方面へ歩いてみました
【アジサイ】赤紫色が白い雪に映えています。
雪の重さに折れてしまわず耐えています。
紅葉したツツジが
綿帽子を被った【アジサイ】
満開の花が咲いているのかと見間違えそうな【ナナカマド】の赤い実
【藤棚】初めて見たフジの実です。数個しか残っていませんでしたが、赤い実を付けるのですね。
雪道を歩くと、急に訪れた寒さと雪にもめげずけなげな花や木々。
今日の北海道は寒気を引き込み、太平洋側では強風が吹き荒れ吹雪模様とのこと。明日は今日より気温は上がりそうですが、このように寒暖差のある日々を繰り返しながら冬本番を迎えます。