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日記

何と!「エゾリス」にあえた「円山」登山、昨日の吹雪が何事もなかったように晴れ渡った青空の下

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ここ暫く天候のせいで登山の機会には恵まれずにいました。早朝の青空を見ると無性に登山に駆り立てられ、即座に手身近な山「円山」登山に決めました。靴は、アイゼン付き登山靴ではなくゴム長靴です。先日、「円山」から下山してきた女性がゴム長靴を履いていました。ゴム長靴はアイゼン付き登山靴より冬山には適しているのかを確かめてみようと思い立ったのです。ゴム長靴は日常的には滑り止めがついた冬靴よりアイスバーンでも雪道でも快適ですが、果たして冬山登山では・・・。

冬の「円山」登山、アイゼン付き登山靴ではなくゴム長靴で挑戦してみたところ

深雪の登山道では快適なゴム長靴ですが

ゴム長靴で一本道の深雪登山道を快適に歩きました。緩やかな上り坂に差し掛かるとそのままでは少なからず無理がありましたが、横向きになると何とかクリアです。こういう場合は、アイゼン付き登山靴の方が良いようです。山頂までの数カ所で難儀しました。やはり冬山には適さないのでは・・・。

登山口付近の巨木にエゾリスが忙しそうに動き回り

巨木でエゾリスが胡桃のような木の実を頬張っています。カメラを向けたところ目まぐるく動き回りあっと言う間にいなくなってしまいました。待ちに待って何度もカメラをむけ、やっとシャッターチャンスをとらえました。

緩やかな登山道を進むと、この巨木にもエゾリスが

エゾリスが活動する時間帯なのでしょうか。更に登ると、巨木のところでまたまた二匹のエゾリス発見です。やはり、活発に動き回っています。ヤマガラやシジュウガラと思われる野鳥も飛び交い穏やかな真冬の「円山」の光景です。暫く佇んでいましたが、やはりエゾリスも野鳥もカメラに収めるチャンスは訪れず仕舞い。兎に角、動きが素早過ぎるのです。諦めの境地に至ってしまいました。

山頂も深雪に覆われ

やっと山頂が見えてきました。すっかり深雪に覆われた山頂には、あのゴツゴツとした岩場のイメージはありませんでしたが、冬の「円山」山頂お馴染みの雪だるまは健在です。何故か、嬉しくなって・・・。山頂へ到達できた甲斐がありました。どなたが作っているのでしょうか、ペア雪だるま。

晴天でも夏場とは異なり山頂からの街並みは残念ながら靄か雲がかかったように見えます。

〜 晴天にも拘らず、霞か雲がかかったような街並み 〜

下山しながら考えたこと、冬場はゴム長靴かアイゼン付き登山靴か?

ゴム長靴は下山には重宝するとつくづく感じました。適度にブレーキがかかり、滑るように降りられます。アイゼン付き登山靴は一歩一歩を置くように下山しますので、下りにはゴム長靴の方が良いです。「円山」程度の冬山登山では、アイゼン付き登山靴がない場合はゴム長靴でも十分です。上りはゴム長靴で、下りはアイゼン付き登山靴でしたら山頂で履き替えなければなりませんので、どちらにするかはお好みでしょう。

山葡萄の蔓ごしに青空が美しく

下山中もシジュウガラやヤマガラが飛び交っていましたが、素早い動きに写真には収まりませんでした。けれども、久方の青空を満喫できた「円山」登山に大満足です。

「動物園側」登山道を下って

フェンスに降り積もった雪が塊となって並び、滑稽にも見えました。登山口に差し掛かると丁度これから登ろうとするゴム長靴を履いた男性に会いました。手には取り付け用のアイゼンをぶら下げて・・・。そうです!この手もありました。臨機応変に着用すれば良いのです。久しぶりの冬の「円山」登山で上り下りを共に無事クリアでき、更にエゾリスにあえました。返す返すもラッキーな「円山」登山でした。もう暫く、冬の「円山」に期待できそうです。

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