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日記

『画家たちは戦地で何を見たのか「戦時下の北海道美術」展』北海道立近代美術館にて

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「北海道立美術館」周辺を歩いているとフェンスに掲げられたポスターにひかれ、美術鑑賞となりました。「北海道近代美術館」に一歩足を踏み入れると、可愛らしい「キティちゃん」ピラミットがそびえ立っています。当館では普段あまり見かけない小さいお子さんの観覧者が多いようです。

〜 キティちゃん、キティちゃん一色のピラミットです 〜

◉同時開催

この一点を見てほしい。

「シャガール・イン・プリント展」観覧後、そのまま螺旋階段を昇って今日のメイン「戦時下の北海道美術 展」の二階へ

『画家たちは戦地で何を見たのか「戦時下の北海道美術」』近美コレクション 2023・2・11〜4・9

*パンフレットより要点を引用して

日中戦争の開戦(1937年)から北太平洋戦争の終結(1945年)に至る戦時下の時代。日本全体の世相が戦時色に染まっていました。北海道における戦時下の美術活動を対象として、初めて網羅的研究の成果として企画されました。美術家たちが戦地で何を見、何を表現したのかを紹介します。

大北海道

ハルビンの舗道

出征の時を待つ若きパイロット

一見、無表情のように思われますが複雑な心境だったことでしょう。

田辺三重松の従軍

高橋北修の従軍

菊地精二 北鎮

亡き父へ想いを馳せながら

父親の世代には兵役があり、父親は満州へ赴いたそうです。終戦を迎え帰還するとちょうど広島に原爆投下された数日後で、その事実を知らされずの帰還でした。ですから、父には被爆者手帳がありましたが幸いにも90歳まで長生きしました。原爆投下は戦後生まれの子供たちにとっては実感の湧かないこととして捉えがちに過ごし、ある年齢になってからやっとその途方もない恐ろしさをわかってきた次第です。丁度一年前のロシアによるウクライナ侵攻ニュースに現実味をおびてきていますが、決して間違っても現実となりませんように。

*下手な写真でほんの一部しか紹介できませんでしたので、是非「北海道立近代美術館」へお越しになり実際にご覧いただくことをお勧めいたします。

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