ここ数十年、秋から春にかけ、とにかく肌の乾燥に悩まされてきました。たいした化粧をしているわけではありませんが、日中、顔がツッパリました。家にいる時には化粧水をスプレーできますが、外出先ではツッパリぱなしの毎日。
10月に入ると手荒れがひどくハンドクリームが欠かせませんでした。そして、指のあかぎれの痛いことといったら例えようもありません。
こういうものなんだと長年思っていましたが、昨年の6月に孫の運動会で大阪に出かけた時のことです。孫の母親、つまり私の娘が「ママって、水をあまり飲まないんだね。」と、言いました。
「喉が渇いたら飲んでいるけど。」と、私。
子供の頃の水分補給の常識として
団塊世代の私たちの受けた教育は、体育の授業中は勿論、むやみに水を飲まないと教えられてきました。
夫と登山をしていた時には滴る汗につられ随分水を飲んでいた私です。でも、夫は「水を飲むと疲れるぞ。」が持論で、その頃の夫は、頂上へたどり着くまでガンとして一口も水を飲みませんでした。「わかっているけれど、喉がかわくんだよ。」と、私。登山の時にはひっきりなしに飲んではいました。
水分補給は内からも外からも
それはさておき、娘曰く「水分は、化粧水で外側から潤して、内側から補給するのも大事。」「そうかな。」と、半信半疑でしたが、北海道へ戻ってからの私は、冷蔵庫に冷えたほうじ茶をきらすことはありません。これまでより幾分飲む水分量の多い生活になっています。
気がついてみると2月現在、何と未だあかぎれにはならず顔のツッパリ感もないのです。
勿論、手荒れも無の状態ですがですが、顔の方はお年なので、相変わらず皺の中に顔がありますが。
「老いては子に従え」
水分補給といいますと夏場を連想しますが、夏場は勿論のこと、汗をかいている実感のない冬こそが大切だということを、身を持って感じさせられました。。