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日記

「円山」登山、密かな早朝の山頂「女王様」は紛れもなく「女王様」に相応しい方です。

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日の出が徐々に遅くなり、今は午前5時を過ぎるてからでしょうか。まだ薄暗い午前4時半頃「円山」登山口へ向かいました。大型電気店で非常時にも重宝する「LEDネックレスツインライト」なるものを購入しましたので、暗闇の山中でも使用します。単三電池を入れ、マグネットで装着し首に提げられる優れ物です。

登山口付近へ来ると、白々と夜が明け始め「LEDネックレスツインライト」は残念ながら今日は不要となりました。いつもと変わらぬペースで山頂を目指していると、前を行く登山者が時折立ち止まりしゃがみ込んでいます。具合が悪いのかと思い「どうしたのですか?」と、声を掛けてみたところ。

登山道にいるナメクジ駆除をしていました。外来種の大型ナメクジです。これまで、登山道にはミミズとその大型ナメクジの区別がつかずにいましたが、よく見ると全く異なります。これまでのナメクジのイメージを覆す、ミミズほどもあるナメクジ(体長約7~8㎝)でした。

殊の外清々しさを感じる「山頂」

今朝の東の空も格別です。山頂からの空は、そのたび毎に異なる趣を見せてくれます。全く同じということはありませんので、この魅力に惹かれ毎日登頂しているのでしょう。4~5人の顔馴染みの早朝登山者です。山頂での語り合いに耳を傾けながら、岩場に腰掛けて水分補給をしました。

お一人の方からチョコを頂いていまい、感動です。登頂は各自それぞれのペースで、下山は語り合いながら一斉に。その繰り返しのように思われました。午前5時半頃になると下山開始。早朝の山頂でのお一人様には抵抗があり、今日の下山は最後尾にご一緒させて頂きました。

【マダラコウラナメクジ】気持ちが悪くて・・・、苦手です。

密かに「女王様」と、思っていた方は紛れもなく「女王様」です。下山中も植物や虫に詳しく、登山に関しても何でもご存じで他の登山者も認め一目置かれています。先ほどのナメクジは正式名「マダラコウラナメクジ」とのこと。外来種なので、明治時代から原始林に指定されている「円山」にとっては駆除の対象そのものでした。

ガレ場の片隅にあどけない植物が

最後尾で下山していましたので、ナメクジ以外の植物に目が行きがちになり立ち止まってはカメラを向けていました。

ダイナミックなキノコも!

上りでは気付かなかった大きなキノコ発見です。

下山後、靴洗い場では

白いブラシが上向きに設置され、汚れると取り替えられています。管理者がいるものとばかり思っていましたが、これもあの「女王様」がなさっていたことで・・・。至る所に気遣いが見られ、早朝登山愛好家達のまさしく「女王様」です。

彼女とは一緒に円山方面に向かい自宅へ急ぎましたが、個人的な話は避けているようで途中で別れました。これからも、「女王様」集団とは付かず離れず、さりげなく。折角購入した「LEDネックレスツインライト」の出番はありませんでしたが、これからも早朝登山を続けているとどこかで活躍の場があるかもしれません。

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