師走も中旬となると、雪景色の中を慌ただしく時間だけが過ぎていきます。凍てつく日々が続く北海道はすっかり冬本番です。数ヶ月前に「クリスマス オルガンコンサート」チケットを購入していました。間もなく「クリスマス」という実感は湧いていなかったのですが、気付くと一週間後は「クリスマス」イブです。
雪が降り積もったの中を中島公園内の「札幌コンサートホールKithara大ホール」へ向かいました。街並みは「クリスマス」一色に彩られまるでジングルベルが響いてきそうな雰囲気です。「菖蒲ヶ池」は凍てつき冬景色一色、モノトーンの中島公園の一画「札幌コンサートホールKithara大ホール」へたどり着きました。雪道では、心なしか時間を要してしまい開演はもうまもなくです。
館内の撮影は不可なので、写真でお知らせできませんがステージは照明でクリスマスムードいっぱいに盛り上げています。今日のステージは高校生による合唱がありますので、観客の中には家族連れが多く見られました。
「クリスマス オルガンコンサート」柔らかなオルガンの音色と済んだ歌声に包まれて。
2022.12.17(土)15:00開演 札幌コンサートホールKithara大ホール
出演 オルガン ヤニス・デュポア(第23代札幌コンサートホール専属オルガニスト) 指揮 大木秀一 合唱 市立札幌旭丘高等学校合唱部 札幌山の手高等学校合唱部
オルガン・ソロ ブルーンス:コラール幻想曲「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」 フランク:大オルガンのための6つの小品より 第4曲 パストラール ホ短調 作品19 j.s.バッハ:さまざまな手法による18のライプツィヒ・コラール集より ダカン:「ノエルの新しいでしょう曲集」より デュオとトリオのディアローグのノエル作品2-2 バルバートル:ノエルの形式による4つの組曲より 第2番第2曲彼は小さな天使
合唱とオルガン JSバッハ:コラール「主よ、人の望みの喜びよ」 クリスマス・メドレー:もろびとこぞりて ひいらぎを飾ろう 荒野の果てに 他
帰宅時、余韻に浸りながらイルミネーションが輝いている中を
ミサ曲は正直よくわかりませんが荘厳なパイプオルガンの音が心に響き、久し振りに高校生の素晴らしい生の合唱に触れる機会を得ました。開演が15時でしたので帰宅する頃にはすっかり日が沈み、すでにイルミネーションが輝き始めています。コンサートの余韻に浸りながら家路に着こうとしたのですが、つい足を止めてしまいました。
~「札幌コンサートホールKithara」入り口付近の樹木に~
~近くの「パークホテル」入り口付近~
土曜日なので賑わいを見せている繁華街を足早に通り抜け家路を急ぎました。ホワイトイルミネーションが輝く「大通公園」に差し掛かりました。点灯時には、人影はあまりなかったのですが打って変わり師走の賑わいを見せています。
寛大な国民性で
キリスト教の行事であるクリスマス、そしてまもなくやって来る伝統的行事のお正月と、宗教的に考えると不思議なことのように思えます。書物によると、宗教を問わない寛大な国民性が日常生活の中に溶け込んでいるからなのだそうです。