所用で「札幌市民ギャラリー」付近へ徒歩で出かけました。あまりにも強い風雪のため、数メートル先もよく見えませんが、風雪は一向におさまりそうにもありませんでした。ふと、「地下歩行空間」入り口を見つけ事なきを得ました。「地下歩行空間」数百メートルの壁面に絵と文が記され、まるで絵本の様です。それまで寒さの中を歩き通してきましたので、ゆっくりと眺める余裕もなく通り過ぎてしまいました。日を改め、何としてもゆっくりと訪れてみたくなったのです。
帰り道、風雨を凌げる「地下歩行空間」は「大通り」で途切れ地上を歩かなければならなくなってしまいました。メガネを越しに雪が入り一瞬ワイパーが欲しくなったほどです。雪だるま状態でやっと自宅へ辿り着くことができました。この冬の予想としては暖冬・小雪と言われ、寒さはそれ程厳しくないものの降雪は例年通りの様です。
翌日、心残りだった再び「地下歩行空間」ギャラリーを訪れてみました。昨日の天候は何だったのだろうと思うほど打って変わり晴天に恵まれました。
楽しませてくれる『「地下歩行空間」ギャラリー』、主役は森の動物たちです
「地下鉄東西線バスセンター前」から「東改札口」を出てウォーキングで大通りへ向かってみると
さっぽろファクトリー
長く続く地下歩行空間
壁画が続きます
森を歩くみちびかれるように
動物たち
スプリング アンド サマー
森のにおい、風、音に体をゆだねていく
肌をなでるやさしい空気が春のおとずれをおしえてくれる
雪がとけてきた春のにおいいがする
夜 全てに光があたってないからこそ何かを感じられる時間
おやすみなさい
星空
私たちの街にも美しい雪が、
500m美術館 v Ol・45 500メータズプロジェクト010
バスセンター入り口 これより155M先
目的地は、まだ、155Mも先です。壁画のない地下歩行空間を歩いていると実際より長く感じられのはなぜでしょうか。それだけ見応えがある壁画でした。
動物たちが主役の壁画に優しさが感じられ、添えられた文にほっこりさせられてしまいました。先日、足早に通り過ぎていましたが、何故か気になりまた出直し鑑賞させて頂いた甲斐が十分ありました。