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日記

夜明けを待ちながら「円山」へ、3日連続の早朝登山です

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どんよりとした曇り空で今にも雨が落ちてきそうな空模様です。昼過ぎから雨が降り出すという予報が出ていますので、少しでも早目に行動しようと夜が明けきれぬ早朝から「円山」登山口へ向かいました。蒸し暑さがあり登山口へ辿り着くまでに汗を感じてしまうほどです。夜明けごろに登山を開始、3日連続の早朝登山となりました。

思わしくない天候のため、登山口付近に咲く「コデマリ」は今が盛りですが「ヒナゲシ」は花を閉じていましたが

樹木の花はその季節を終え、「ニセアカシア」の花びらが登山口付近を雪が降った後のように白く色付けしているようです。その片隅で小さな花々が丸く小手毬のよう咲いています。その名の通り「コデマリ」です。晴天の日には、芝生一面にたくさんの「ヒナゲシ」が咲いていますが、今日のこれからのお天気を占うように一つ残らず閉じたままです。

〜 「コデマリ」 〜

花が散った後に残された「ニセアカシヤ」の花びらで緑色の芝生や道路の両脇が白線を引いたようにです。よく見ると枯れた豆の莢のような実があちらこちらに落ちています。その実から、「ニセアカシヤ」は樹木ですが、「マメ科植物」ということがわかります。樹木の「マメ科植物」には馴染みがありませんが、「大通公園」12丁目に「ライラック」と共に植えられている「ベ二バナトチノキ」の説明文に「マメ科植物」とありました。これまで「マメ科植物」というと、「えんどう豆」や「ささぎ豆」といった豆類のイメージしかありませんでしたので、改めて知りました。

間もなく山頂です

淡々と頂上を目指していると、一人の女性登山者が下山してきます。夜が明けぬ暗いうちから登ったのでしょう。さらに早くからの登山者がいたとは、恐れ入りました。間もなく山頂へ到達しました。生憎の曇り空に山頂からの眺めは望めませんが、喉を潤しすかさず下山開始です。これからの天候を考えるとやむを得ません。下山を始めると、あの「女王様」と行き交い挨拶を交わしました。登山の装いであっても美しさとスタイルの良さはさすが「女王様」です。やはり数人の御家来たち?が後から続いていました。

名前の知らぬ植物をカメラに収めていると

気になる植物がありましたので、カメラに収めているとその姿に足を止めた女性が植物の名を教えてくださいました。

〜 「ヒドラスチス」 〜Googleの検索で調べてみたのですが・・・。下記の「アリタソウ」と酷似しているように思います。草丈が伸び開花するようになると同種か違うのかがわかりそうです。

〜 「アリタソウ」 〜Googleの検索で調べてみたのですが・・・。

生命力に驚嘆、下山中に

〜 「オオハナウド」 〜見上げるほどの草丈です。小花の間から空を透かして覗いてみました。花びらがキラキラして綺麗!

直径が1メートル以上もありそいうな「シダ」です。熱帯植物の「ヤシ」のように広がっています。

すっかり目立たなくなった〜 「エンレイソウ」 〜数株健在です。

「エンレイソウ」と同様に目立たなくなった〜 「クルマバソウ」 〜

春先に初めて出会った時の感動が忘れられない〜 「ヒトリシズカ」 〜

樹木のコブから若い芽が生長しています

〜 コブ 〜を正面から眺めると

〜 コブ 〜を少し横から眺めて

下山中、比較的平坦な登山道が続く辺りで、樹木の幹から若葉が芽生えているのを見つけその生命力に驚嘆しました。

その樹木を見上げると仰け反りそうになってしまいました。木の高さはどれほどなのでしょうか。予想がつきませんでしたが、十数メートルはありそうです。

急足で下山して来ましたが、小雨が・・・

小雨が葉を濡らし始めました。今日の天気予報・気象情報は大当たりです。一昔前までは外れるのが天気予報でしたが、気象衛星からのデーターなど様々なデーターを駆使し最近は予報通りになることが殆どです。

一足ごとに慎重に急足で下山していると、岩石の表面に数種類の苔を発見。雨に濡れた苔はより美しい。

この小雨に雨具の用意はなく、急がなくては・・・。

帰宅し、正午過ぎになると本格的な土砂降りの雨に見舞われました。天気予報・気象情報通りになりました。

足早の「円山」登山でしたが、新しい山野草に会えたり何気なく通り過ぎる登山道脇の樹木に新しい発見ができました。土砂降りの雨に、その後の登山道を考えるとしばらくお預けとなりそうです。近いうちに登山日和となることを期待し、「円山」登山口へ向かう道々に「コデマリ」や「ヒナゲシ」が咲いることを願いながら家路を急ぎました。

 

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