日記

「北大のイチョウ並木」は、2019年最後の三連休お勧め黄金色スポット

投稿日:2019年11月1日 更新日:

街路樹のナナカマドやイチョウが色づき始め、秋は晩秋の佇まいを見せている。友人と駅で待ち合わせて北大のイチョウ並木を目指した。天気が良いにも関わらず、時折小雨がぱらつき正しく秋の空。それにもめげずに目的地を目指す。いつもより人通りが多いように感じながら歩いていると、一瞬感嘆の声が聞こえ突然表れたイチョウ並木。丁度、北大病院の目の前がイチョウ並木なのだ。

樹齢数百年を思わせるような巨木のイチョウ並木が続いている。街路樹でよく目にするイチョウ並木とは比べ物にならないほどの巨木。枝が大きく茂り、見上げると空が覆われるような錯覚をおぼえた。黄金色の木々の葉と足元を敷き詰めた黄金色の落ち葉で、私はどう表現して良いのかわからない。だが、その感動をスケッチに表している人、カメラに収めている人、思い思いにその美しさを閉じ込めようとしている。昨年、一昨年より今年の来場者はかなり多いように思われる。

大学のキャンパスがこれほど広大でオープンな大学は他にあるのだろうか。いつ訪れても他の様々な施設をも自由に歩いて見学することができる。この物騒な世の中、何とオープンなのだろうか。だから、今日も日本人のみならず外国人観光客が多い。西洋系、アフリカ系、アジア系の様々な言語が交差していた。この大学は海外留学生に加え本州からの学生が多いらしい。例年より、あでやかなイチョウ並木を大勢の人に満喫して欲しい。11月上旬の三連休はまたとないチャンス。

北大イチョウ並木までのアクセス

札幌駅北口からは、徒歩で10から15分、地下鉄南北線 12条下車 5分、十分な駐車場はありませんので公共交通機関をお勧めしたい。

重要文化財とポプラ並木

明治時代に建てられた札幌農学校第2農場を構成する建築群は国の重要文化財に指定されているので、明治時代の息吹に触れてみないわけにはいかない。重厚な木造建築で150年近くに及ぶ歴史を感じさせる佇まに圧倒されてしまった。ここをクラーク博士も歩いたのだろうかと感慨にふけってしまう。

せっかくの機会なので、ポプラ並木も歩いてみたいという友人の思いに記憶を呼び戻し進んでみた。ポプラの木を発見したが肝心のポプラ並木ではなかった。如何やら迷ってしまったらしい。あのポプラ並木はまたの機会にしようということにし気を取り直した。「大野池」と「クラーク博士像」を巡り、ちょうどお昼時の学生で賑わう通りを抜けて今日のツアー終了とする。

「そば処 みず木」で昼食、チカホ石屋製菓でお茶をして

いつも近くを通るたびに気になっていたお蕎麦屋さん「そば処 みず木」である。一人で入る勇気がなくて足が遠のいていたが、今日は友人と一緒なので中に入ってみた。スーツ姿のビジネスマンで満席状態。常連さんがいるということは、美味しい証拠ではないかと思う。友人は冷たい山菜蕎麦、私は冷たいおろしたぬき蕎麦。

盛り付けが若干予想と違っていたが、細麺で喉ごし抜群。つけたれも鰹風味が利いていて美味しかった。お蕎麦屋さんでの長いおしゃべりは禁物。以後の語り合いはチカホ「石屋製菓」でコーヒーとそれに付いているお菓子「白い恋人」で。

分厚いホットケーキを時間をかけて食べていたビジネスマン。ずっとおしゃべりに余念のない5~6人の中年女性グループ。ガラス越しの喫煙コーナーで過ごす高齢女性や思う存分に煙草を吸いながらコーヒーを飲んでいるビジネスマン。このご時世、このような場はめったにないのではないか。平日の昼間のひと時、語らいの中で人間観察の一場面だった。私達も近況の情報交換を十分にして「北大イチョウ並木」の余韻に浸りながら家路を急ぐ。今年最後の三連休は晩秋のお勧めスポット、「北大イチョウ並木」へ如何ですか。

 

 

 

 

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