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日記

夏の名残を感じながら、「三角山」に登ってきました

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慌ただしい日々が続いていましたので気分転換、「三角山」登山です。宮の沢一条通を西の方向へ向かって歩いていると、左手に「三角山」山頂を仰ぎ見ることができます。頂上から「藻岩山」や「大倉山」を望めますが、頂上からこちら側は茂った木々で遮られています。今頃あの頂上に到達している登山者がいるはずではと、ふと想像してしまいました。

夏山の面影を残しながら、ふとしたところに秋を感じる「三角山」です

「山の手」登山口から登って「一の坂」を経て

頂上が「密」状態ではありませんようにと、願いながら上を目指しました。幸い、擦れ違う登山者は稀で一安心。きついマスク着用の登りでは顎マスクにしていると、顎が暑い。遠くに登山者を発見すると何気なく慌ててマスク着用です。まだ、真夏のような登山。

「こぶし平」から「六の坂」望洋山道を経て

後ろからあっという間に近づいてきた若い女性登山者。ウエアーと装備は本格的で重そうなリュックを背負っています。直ぐさま追い抜かれてしまいました。登山は速さを競うものではなく何時もマイペースで、と絶えず自分自身に言い聞かせています。自分なりのペースを保ち余力があったらラストスパート。でも、下山を考え余力を残しておかなければなりません。

「七の坂」から「八の坂」へ

ここがこのコースの難所、階段状の急登が続きます。先程の勢いのあった若い女性登山者が、息も絶え絶えに途中の階段で休憩中です。どうやら初心者だったようです。マイペースを維持してきましたので、そっと横を通らせて頂きました。

「九の坂」から「十の坂」頂上で

「望洋山道」コースの中では比較的淡々とした上り坂が続きます。「十の坂」の標識を過ぎると頂上は目前。お二人の方が登頂を終えていました。狭い山頂は「密」状態ではなく一安心。山頂からくっきりと「大倉山」を見渡すことができますが、今日は縦走の予定はありませんので次回の楽しみとしましょう。

下山は「九の坂」から「二人静かの散歩道」「宮の森」登山口へ

下山は落ち葉を踏みしめながら「九の坂」を直進し、「二人静かの散歩道」から「宮の森」登山口へ。笹に覆われた緩やかな登山道です。利用者が少ない登山道ですが、春先には「シラネアオイ」が見られるそうです。今年の春にはお目にかかることができず、返す返すも残念でした。来春に期待したいところです。

【ウダイカンバ】カバノキ科カバノキ属 マカンバ、マカバとも 横長の皮目がある 日本の中部以北から北海道や千島列島にかけて生息 ねじれが少なく強度が高く、住宅建材や家具・楽器の原材料として利用されてきた。ピアノのハンマー等。第二次世界大戦では航空機のプロペラに使用されていたほど。

「シラカバ」や「ダケカンバ」はお馴染みですが、初めて「ウダイカンバ」という木があることを知りました。「シラカバ」や「ダケカンバ」の荒々しい横縞ではなく、統一された優しい横縞です。写真の撮り方が悪くてはっきりしていません、悪しからず。

何気なく確認した「案内板」に救われました

平坦な登山道をのんびりと歩き、何気なく案内板で確認したところこのまま直進すると「小別沢」登山口方面へ下山してしまいます。危ない危ない、「宮の森」登山口へはそこから直ちに左折でした。笹藪の中に全く目立たない下りの小道があったのです。直進していたらどうなっていたことか、想像しただけで冷や汗もの。

【コウライテンナンショウ・マムシグサ】殆ど見られなくなりましたが、一株見つけました。実はほんのりと色づき始め、暫くすると真っ赤になります。

夏の名残を惜しみながら、草花や木々にふと秋の訪れを垣間見た「三角山」登山でした。

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