231211102216719

日記

積雪した「円山」に登ってきました、何と三週間ぶり・・・です。

投稿日:

雨天やみぞれの日が続き、登山からは遠ざかっていました。ぬかるみ登山道はなるべく避けたかったからです。登山口付近に汚れた靴底を洗うことができる水道施設がありますが、凍結防止のため10月下旬に水落とし作業が行われ春になるまで使用できません。登山靴底の汚れを洗う必要がない凍結登山道になるまで待っていました。凍結登山道では登山靴にアイゼンを付けると滑り止め威力を発揮し軽快に登ることができます。この冬は温暖化の影響からか、凍結登山道になるのも遅かったようです。先日、ウォーキングがてら登山口の様子を見にきたところアイゼン付き登山靴で登れそうな登山道でしたので三週間ぶりに「円山」に登れます。

三週間ぶりに積雪した「円山」に登って

長期予報では一週間に渡って雪だるまマークがずらっと並んでいる日々なのに。今日は晴天に恵まれました。たまに外れてくれる天気予報?は嬉しいものです。青空に誘われそそくさと登山準備をして「円山」登山口へ向かい、懐かしくさえ思われる登山道を進みました。凍結した登山道は歩きやすささえ感じてしまいました。更にガチガチ登山道になってしまうと滑りやすくなり要注意です。勿論、夏場の登山道が最高ですが。

山頂では

笹や樹木が雪で覆われた山頂が見えてきました。山頂付近の御堂も屋根に雪を被っています。三週間前は山頂付近まで樹木は青々としていましたので、今年は秋が来ないのではと錯覚したほどです。

山頂の樹木に取り付けている温度計では、丁度0℃をさしていました。それほど寒さを感じさせない山頂の岩場で休憩です。幸い、滅多にないお一人様山頂でしたので、札幌の街並みをゆっくりと一望出来ました。

小鳥の囀りの方へ目を向けると、あっという間に飛び去っていきました。シャターを下ろすと枝しか映っていません。

「小鳥さん、速すぎますよ。」

「ヤマガラ」かと思われる小鳥を撮ったつもりが、葉を落とした木の枝ばかりです。

喉を潤しているのも束の間、3人の女性登山者、中高年男性登山者で賑やかな山頂に変わってしまいましたので下山することにしました。急な下り坂を過ぎると平坦な登山道となり、雪を被った樹木の向こうに街並みや手稲山、日本海が見渡せます。下山時はこの辺りで一呼吸置くことが多くなりました。

帰り道、登山口を過ぎたところの東家で

一般道にはまだ積雪がありませんので、登山靴に装着していたアイゼンをはずそうと東家のベンチに腰掛けました。すると高齢男性に話しかけられ聞き入ってしまいました。ベンチには、年季の入ったギターとギターケース、そして一緒にガムテープで補修された楽譜が置かれています。演奏は終わり、話を聞いてくれる相手を待っていたかのように語り始めました。お一人暮らしをされている方のようで、若い頃の社会情勢を現在と比較しながら語り続けています。しばらく頷きながら聞いていましたが、キレの良いところで失礼させて頂きました。

-日記
-

Copyright© コマクサ|札幌円山近郊山登りとお勧めスイーツと雑記 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.