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日記

昭和を感じながら、50数年前の記憶をたどり「深川」から「沼田」・「沼田北竜」へと巡りました

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昨日は晴天に恵まれたものの、低気圧接近で今日は荒れ模様の天候です。新卒で赴任した「沼田町立北竜小学校」で最初に担任した4年生の児童は10名でした。記憶によると、男子4名、女子6名です。小規模校でしたが、当時は複式学級ではなく一学年一学級の学級担任でした。その後、空知を離れましたが、定年退職するまで勤め切ることができました。それから50数年間、一度も耐えることなくずっと年賀状を下さっていた現在60数歳になる女性の計らいで当時の子たちと会う機会を得ました。

悪天候にも拘らず、自家用車で思い出深い「沼田」・「沼田北竜」・「北竜」を廻ってくださり

石狩沼田と深川を結ぶJR留萌線は本数は少なくなりましたがまだ運行していて、3年間後は運行しなくなるとのことです。新任当時、駅近くの小さな旅館の一室に下宿し駅前からバスで「沼田北竜」の「沼田町立北竜小学校」へ通勤していました。バス通勤の期間は短く、その後職場近くの一軒家に引っ越しました。本数が少ないバス通勤の大変さを察知して、学校関係者でなくても気遣って下さる地域の方々が多く有り難く思いました。

今は無人駅のJR石狩沼田駅

当時の面影はなく建て替えられていて、無人駅になっていました。

今は無人駅でも、駅構内は

清掃が行き届き、花が飾られていて至る所に昭和を感じさせます。

時刻表です

昭和の面影が残されたパネル展です

窓の外を眺めていると、丁度、列車が走り抜けていきました

またとないシャターチャンスに恵まれました。猛吹雪の中、列車が走り抜けていきました。豪雪地帯の沼田です。

今は廃校になった「旧沼田町立北竜小学校」跡地へ

道路が整備され、車は快適に走り「旧沼田町立北竜小学校」跡地へと向かいました。右折すると除雪がこの辺りでストップしていて、「旧沼田町立北竜小学校」の跡地へ足を踏み入れることはできませんでした。残念ながら、ここから思いを馳せるしかありません。校舎の後ろに微かに残っている神社の三角屋根を微かにのぞむことができました。

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上の写真は雪原に見えますが、この辺り一面夏になると畑や水田地帯です。北海道民しいては日本の大切な食糧原産地です。豪雪地帯だからこそ、それが夏の水源を及ぼし一大米作地帯なのです。

まるでモノクロ写真の世界のような猛吹雪でした。

帰路は、「深川」駅から

気づくと午後5時を過ぎていて、辺りはすっかり暗くなっていました。JR「深川」駅から帰路につきました。予め、札幌と深川間の特急乗車券を購入し今日の日を心待ちしていましたが、お名残惜しくこの旅も終わります。旅大好き人間でしたが、コロナ禍でそれを封印していました。日帰りですが3年ぶりのJR利用長距離旅は、思い出の地で始まりました。

 

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人々の優しさに触れ、再会を約束し懐かしい皆さんと別れました。

 

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