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日記

2023年度『健康づくり交流会「オリンピアンに学ぶ健康な身体づくり〜お話と体操」』

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年が明けたばかりの今からひと月以上前に、「健康づくり交流会」参加申し込みをしました。殆ど忘れかけていた講演会です。久しぶりに学習する機会に恵まれ、期待しながら参加してみました。講演者はアスリート、それも『サラエボオリンピックスピードスケート日本代表「鈴木靖さん」』です。

足腰の健康を保つための講演と体操 中央区健康・子ども健やか推進係、中央区健康づくり元気会

講師:1984年サラエボオリンピックスピードスケート日本代表 鈴木靖氏

3月3日(金)10時〜11時半 中央区民センター2階区民ホール 定員先着50名

「元気会」会長挨拶

当交流会は運動と栄養の普及活動を通して、体全体の機能を高めいくつになっても歩ける身体づくりを目指しています。(もう少し長い挨拶でしたが、マスク着用のため聴き取りずらく記録できませんでしたこと、ご了承下さい。)

中央区保健担当部長 さかいさん

平成17年に発足した当会ですがコロナ禍で中止していて、4年ぶりの開催です。1984年の『サラエボオリンピックスピードスケート日本代表「鈴木靖」さん』による講演です。オリンピックのみならず、様々な世界を舞台とした大会で活躍されました。本講演に参加し、で体と心に良いことがありますように。

講演内容(*予めレジメはありませんので、要点をメモしながら聴講しました。意味の通じない文が多々あることをご了承ください。)

日々の健康にお役に立てばと思いお話しします。現役時代は太腿もウエストも68cmでした。大会の4ヶ月前に靭帯を切断したが、治して参加した経験もある。当時の体脂肪は僅か6%だった。選手生活を終えてから、札幌医科大学に入学。その後、高度救命救急センター勤務。

体の仕組みを知って健康寿命を伸ばそう。二足歩行は、立っているだけでも不安定な人間。首の頸椎の第七・六・五・・・と、脳に近くなるに従って色々な神経が出ている。七番より下を損傷すると首から下が動かなくなる所謂半身不随となる。背骨は大切な部位。生まれたばかりの赤ちゃんは、頸椎の湾曲→首が座離、胸椎の湾曲→立てるようになる。

どのようにバランスをとっているか

1 皮膚・筋肉や関節からの情報

2 目からの情報

周囲の景色から垂直・水平方向を知る。

3 耳

バランスを取る神経と内耳、三半規管で感覚をとっている。めまいがした場合は耳鼻咽喉科を受診すると良い。

運動の仕組み

これらの情報が脳に集められ、自分の意思で運動神経を介する。

反射神経

情報が大脳に届く前に運動神経に切り替わる。

呼吸

鼻から空気を取り入れる。鼻毛は分泌物で異物をキャッチする。それを鼻くそにして、キーゼンバッハ(鼻中隔の前下端部の粘膜部位で鼻血の好発部位、静脈がたくさん集まっている。)で36℃に上げる。血管を集中させている。鼻毛で取れないものはその奥へ。加温して肺へ送りさらに異物をキャッチする。

(正しい呼吸法の練習を行いました。 吸う 7秒 →止める 7秒 →吐く 7秒)

呼吸の途中に取りきれなかった異物は気管でキャッチしタンとなって出される。

交代制 一度に両方の鼻で呼吸しているのではなく、左右1〜3時間毎に交代して片方ずつで呼吸している。(初めて知り驚きました。両方の鼻の穴から一度に呼吸をしているのではありませんでした。)血流が鼻の奥に集まり狭くなって流れる。24時間交代。全身に酸素を届けようと21%の酸素を吸って5〜6%を使って14〜15%は残っている。 ORT(毛細血管酸素充満時間)

尿とウンチ

尿の色 尿やウンチの色はなぜ黄色い?尿の色はウロビリノーゲン、ウンチの色は胆汁色素ビリルビン

尿は、肝臓→血液→脾臓→膀胱へ、フンは、肝臓→胆嚢→腸  赤血球の寿命は120日

筋肉

動作、衝撃吸収。血管や臓器の保護、ポンプ、熱の発生、免疫力・ホルモン・水分の貯蔵

 筋肉と骨を繋いでいる

靭帯 骨と骨を繋いでいる 捻挫をしたら、筋肉を付けるか、サポーターをするかになる。

軽くストレッチを実施しながら

運動の基本は無理をしないこと。指の運動やストレッチは、ここを動かしているというイメージで動かすと良い。

毎日できる椅子に座ったままできる運動として、「あ・ほ・き・ま・け」と、足で字を書く

バランスをとりながら、椅子に座ったままでもできる。足の付け根から動かし大きく文字を書く。ゆっくり行うと、結構脚の付け根が痛くなります。

終わりに

全身の筋肉を円滑に動かすには、構成している細胞に栄養と酸素を届ける必要があります。思うように体が動かせるかどうかは、弱いところを補強しながらバランスを取ることが大切です。

帰りがけに

コロナ禍で外出や人との交流がままならない日々を送ってきました。講演を終え帰りがけに上靴から外靴に履き替えていたところ、2〜3名の方から話しかけられました。ここ数年、第三者との会話を制限されてきたのは何処も同じです。やっと安堵できるようになってきた昨今なので、今回、応募してみたとのことです。あれこれ世間話をしていると少しずつ日常が取り戻ってきたように思われました。今大会参加条件としてマスク着用が義務付けられていましたので、まだまだ、油断はできませんが・・・。

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