ここが北海道とは信じられないような猛暑日が続きます。登山をすると、森の中は幾分涼しめかもしれないと「藻岩山」まで足を伸ばしてみることにしました。いつもなら早朝から登り始めのですが、幾分遅くなってしまい午前9時ごろ登山口へ向かいました。空模様が多少心配されましたので雨具持参です。
天気予報通り一時的に雨に見舞われてしまった「藻岩山」登山です
「慈啓会病院」登山口から登って
足取りも軽く絶好の登山日和と思いつつ「慈啓会病院」登山口着です。暫くぶりの「藻岩山」登山です。まさかと思いながらも、一時的に雨が降るかもしれないという予報が出ていましたので傘を持参したところ弱い雨が降って来ました。霧雨のようなほとんど気にもならない量の雨なので、そのまま山頂を目指しました。
暫く行くと、懐かしくも思える勝手に名付けた「樹木のトンネル」を抜けました。夏の盛りなので、濃い緑色の樹木の茂みは元気一杯です。
小さな黄色い花が咲いています。「アキノキリンソウ」でしょうか。近づいてみるとやはり「アキノキリンソウ」です。その名にアキと付き秋を先取りしています。
〜 アキノキリンソウ 〜
ピンク色の小さくて可愛らしい花を付けています。よく見かけますが、名前は定かではありません。
盛りを終えた「アジサイ」です。殆ど緑っぽい「アジサイ」は周りの植物に溶け込んでいてよく見ないとその存在が不確かですが、花のつき方でアジサイと解りました。
〜 アジサイ 〜
ほんの少し秋を感じさせる黄葉に変化している葉を見つけました。
本降りになってきた雨に止むなく下山です
雨が本降りになって来ました。これまで、近郊の山、「藻岩山」や「三角山」・「円山」の登山で雨のため下山した記憶はなかったのですが、「藻岩山」には岩場もあり大事をとって止むなく下山する決心をしました。傘を持参していましたが、傘を差しながらの登山とは?登山用雨具もあるにも拘らず、ここ数年必要なかったので持参することすら考えずにいました。
行きには気付かずにいたピンク色の可憐な花「ナガバノイチモチソウ」に出会て
この時期には、ほとんど咲いている花を期待していなかったところ、帰り道の「慈啓会病院」付近の土手に咲いているピンク色の小さな花を見つけました。「サクラソウ」に似ていますが、季節的にも異なりますし色が濃く花のつき方違いますので調べてみました。
調べてみたところ〜 ナガバノイチモチソウ 〜と、ありました。濃いピンク色の可愛らしい花です。
ナガバノイチモチソウ:モウセンゴケ科 食虫植物で葉の腺毛から粘液を分泌し捕虫。夏季に開花する。
(可愛らしい花からは想像もできない食虫植物とは、驚きです。
雨で止むなく途中で下山した今回の「藻岩山」登山、幾分暑さが遠のいた頃にリベンジです。