週末の天候は荒れ模様という予報で、ベランダから眺める南の空は一面雲に覆われています。今日を逃すと登山は暫くお預けとなってしまいますので、「三角山」登山です。外に出ると北側は青空なので気が抜けてしまいました。低気圧の影響で、時折吹いてくる強風にもめげず北一条通を「山の手」登山口へ向かい約1時間で着きました。一週間前とは異なりすっかり消えている雪に安堵しました。
久しぶりに登る「三角山」なので、ポピュラーなコースを予定していたところ
「山の手」登山口から
「こぶし平」は、あのどろどろ状態は解消され歩きやすさ倍増です。今日の「三角山」は、一般的なコースを登り山頂を目指します。登山道には、春の花々が豊かに咲き乱れ大歓迎してくれているかのようです。
〜 珍しい「ナニワニズ」 〜
〜 「エンレイソウ」 〜
〜 季節柄数少なくなりましたが、「エゾエンゴサク」 〜
〜 白くて可愛らしい花(名前は不明です。) 〜
花を愛でながら登っていると、疲れを忘れあっという間に「六の坂」に差し掛かりました。
岩がゴロゴロとした「六の坂」と「七の坂」へ、そして更に厳しさの増す「八の坂」です。「九の坂」まで登ってくると、心と体に余裕が持てるようになりました。見渡すとほんの少しだけ残雪があります。東家を過ぎると、山頂は目と鼻の先「十の坂」です。
程なく「三角山」山頂へ
山頂から見渡すと、生憎うっすらと雲がかかっていますが、今日のはっきりしない天候を考えると上出来です。久しぶりの「三角山」山頂からの眺めに、安らぎを覚えました。
下山は「三倉の大下り」へ
下山はそのまま来た道を予定していましたが、突如予定を変更し「三倉の大下り」に挑戦です。階段状登山道を下って、下って・・・。足元に気を付けながらひたすら下りました。降りてからその階段状登山道を見上げてみると、結構な勾配です。自分自身に、「年齢を考えて無茶をしないように。」と言い聞かせていたにもかかわらず欲が出てしまいました。今日は何事もありませんでしたが、少々反省です。
「大倉山」分岐を経て「哲学の道」へ
「哲学の道」へ向かう登山道の傍らにも山野草がみられます。
〜 「キバナノアマナ」 〜
〜 丸い実をつけた「エンレイソウ」と「エゾエンゴサク」 〜
〜 三色の違いを見せている「エゾエンゴサク」 〜
「こぶし平」を経て「宮の森」登山口へ
〜 「エゾエンゴサク」と花をつけている「エンレイソウ」 〜
「宮の森」登山口からは、すぐ住宅です。ひたすら舗装された急な坂を下り「北1条通り」を目指しました。自然の懐へとび込むことで、心身共にリフレッシュできた「三角山」登山です。