暫く雨がちの日々が続きましたので、専ら早朝ジョギングに勤しみ登山を避けていました。やっとにわか雨の心配もない秋晴れの中を、久し振りに「円山」に登ってきました。
朝夕の冷え込みが続きましたので、鮮やかな紅葉に期待して
ここ数日の朝夕の冷え込みで木々が紅葉し、遠くから望む「円山」はオレンジ色が鮮やかです。紅葉の中を歩く登山に期待が膨らみます。
「八十八カ所観音像」登山口から
登山道に敷き詰められた落ち葉を踏みしめひたすら上を目指しました。「円山」の主と思われる巨樹の根元はまるで落ち葉に優しく包み込まれているようです。
途中、勾配の少ない淡々とした登山道が続きます。ここまで来ると足元ばかりではなく辺りを見渡せる余裕が出てきました。「円山」登山道で一番の紅葉見所地点と言っても過言ではありません。
カエデでしょうか、赤・黄色・オレンジとグラデーションをおびた木々の葉が、目を楽しませてくれます。緩やかな下り登山道にさしかかると、倒れている大木に一塊のキノコが。
最後の急登に差し掛かり、笹とシダ類の緑色が勝っている登山道となりました。時折、黄色く色づいた葉が目を引きます。
山頂では
山頂の岩場には既に先客が？登頂の余韻に浸りきり、一向に退く気配はありません。暫く待ちましたが、特等席は今日もお預けとなりました。低山でもあり登山者が多い「円山」の特等席を確保するのはなかなか難しいのです。
久しぶりの「円山」登山に、体力を再確認しながら下山して
今日も「円山」に登れたことに感謝です。久しぶりに登り、まだ大丈夫かもしれないと言い聞かせながら体力を再確認できました。程なく「八十八カ所観音像」登山口のシンボル、赤い鳥居が見えてきました。
山頂までの紅葉はまだ本格的ではなかったものの、楽しみは後に残されました。