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日記

山頂で朝日を眺めようと、早朝の「円山」登山に挑戦して

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早朝登山は「円山」に限ると考えている今日この頃です。短時間で登山口まで行けること、短時間で登頂できるにもかかわらず十分に登山の気分を満喫できること、等が理由として挙げられます。6月の夏至を境に日の出は徐々に遅くなり、今は午前4時半を過ぎてからです。「円山登頂と同時に日の出を見よう。」と、まだ夜が明けきらないのに早々と家を出ました。

「円山」山頂でのその一瞬、日の出を期待して「八十八カ所観音像」登山口から登り

まだ、街の明かりが灯り人けが皆無の裏参道を「円山」登山口へ向かいました。先日の早朝、「坂下運動公園」の芝生に数羽のカモメが何か啄んでいたのですが今朝はその姿は見られません。

「八十八カ所観音像」登山口付近に駐輪中の自転車が二台あり、なぜかほっとしました。まだ、薄暗い登山道をひたすら上ります。登山道脇の赤い前だれを付けた「観音像」が目に入ると道しるべとなり有りがたさが身にしみました。

山頂が近づくに連れ期待が膨らみます

平坦な登山道にさしかかり一呼吸置くと、まだ夜が明け切れない山頂での光景に期待が膨らみました。

 

丁度、日の出時刻に山頂到達です。これまでは、山頂の岩場に数人の登山者がいるとそこまでは行かず少々遠巻きに写真だけ撮っていました。今朝の太陽は雲間の向こうなので、思い切って山頂で待つことにしました。

日の出時刻は、過ぎていますが・・・。

軽く挨拶をしてから、早朝登山の常連さん達の会話を聞きながら待ちました。殆ど一日も欠かさず毎朝登っている方は、連続五百数十日が最高だったとか。雨の日は勿論、降雪期には、アイゼンを付けて、と・・・。なるほど、冬も早朝登山に挑戦してみようかと納得しました。

何気ない常連さんの会話が、これからの「円山」登山の参考になりました。ゴミ拾いをしながら登っている方もいるようで、タバコの吸い殻が岩の隙間にあるそうです。山中でたばこを吸うのはあってはならない行為だと思います。登山愛好家というより一般人かもしれません。

山頂で常連さん達の会話を聞きながら、ひたすら待ち続けたのですが

今日の気象情報では、午前中からの降雨が明日まで続き、今週いっぱい天候不順らしいのです。ですから、山頂での日の出は今日がチャンス。山頂に到達しジッと東の空を眺めながら10分、15分と経過していきました。黒く低い雲が南から北へと素早く流れていきます。雨雲かと、思われます。

待っても待っても表れない太陽です!

その上空を白い薄い雲がなびき、太陽を閉ざしています。合間から見えそうで見えない太陽。20分経過すると、「今日はもういいや。」と言ってお一人帰られ・・・。30分経過したところで出てきそうで出てこない太陽に、またの機会にと考え遂に下山することに決めてしまいました。せっかちなのです。

後5分、山頂で待つと良かったのにと後悔して

足早に下山し5分くらい経たところで、樹林から太陽が見え隠れし始めました。これだったのです。後5分待てば良かったのに、後5分!何せ、せっかちなので・・・。

登山道脇に咲いている花に慰められながら下山して

これから、日の出は刻々と遅くなります。もしかしたらチャンスがあるかもしれません。それを楽しみに早朝「円山」登山を続けてみようかと思います!毎朝という訳にもいきませんが。

 

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