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日記

「円山」登山では、トントントンという音は聞こえても姿が見えなかったクマゲラに遭えました

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この時季らしい寒さと降雪が続き、束の間の冬晴れです。冬山の身支度にも慣れ「円山」に登って来ました。登山口のすぐ前にベンチがありますが雪で埋もれています。チェーンアイゼン付き登山靴への履き替えは、登山口手前にある屋根付き東屋で行います。自転車が横付けされ、既に先客がいました。同様にここで登山装備中でアイゼン付き登山靴へ履き替え中です。よく見るとmont-bellのチェーンアイゼン。

「何処を登るのですか?」と、声を掛けられ「冬山は未熟で、動物園方面登山口からは数回上ったので初めて八十八カ所観音像登山口からです。」と、答えました。「コロナで家にばかりいるより、かえって健康には良いですね。藻岩山へも廻ってみます。」と、足早に向かわれました。円山から藻岩山への縦走は横付けされている自転車を利用するのでしょうか。今流行のフアットバイクといわれている冬用自転車です。

今回の「円山」登山では、どんな発見があるのかが楽しみです

「八十八カ所観音像」登山口から上って、下山は「動物園方面」登山口へ

これまで登った冬の「円山」は「動物園方面」登山口でしたが、初「八十八カ所観音像」登山口からの挑戦です。さすがこちら側は一気に急登が続きます。思わずのけぞりそうになりながらチェーンアイゼンの有り難さを実感して登っていくと、先を行く二人の登山者がいます。

マイペースでゆっくり登っているつもりでも追いついてしまい、先を行かせてもらいました。先ほど、東屋で靴の書き換えをしていた方はかなり前を行っているようで全くその姿は見えません。「動物園方面」登山口から上るより改めて急登の辛さを感じます。今日の登山ではどんな発見があるのでしょうか。「ただ、疲れた!」にならなければ良いのですが。

尾根路を歩いていると、遙か遠くのビル街を見渡すことができます。これが唯一今日の登山の楽しみになるのかもしれません。八十八カ所目の「観音像」にたどり着き頂上は目と鼻の先になりました。

頂上ではマスク姿の雪だるまに迎えられ

最近の降雪で、岩場の頂上はすっかり雪で覆われています。前回と同様、小さな雪だるまがにこやかに迎えてくれました。どなたが作られたのか数が増えていますし、マスク姿の雪だるまには笑ってしまいました。可愛らしい姿は、疲れを忘れさせてくれます。

「動物園方面」登山口へ下山しようとしたところ

下山しかかったところ、トントントンという音が聞こえてきます。木の梢にカメラを向けている方がいて、何事かと不思議に思いました。「どうしたのですか?」と、声を掛けたところ「クマゲラがいます。」とのこと。そういえば前回の「円山」登山で見つけられなかったあのクマゲラです。

前回、見つけられなかったあのクマゲラがいました

木の幹と見分けがつかず、探し下手ながらやっと見つけました。「やったー。」という思いです。下から見上げている人間には全く目もくれず。夏山でもトントンという木を突く音を聴くことはありましたが、姿を見ることはできませんでしたので感動です。この方は、野鳥に詳しい本格的なカメラマンなのでしょう。おかげで今回の「円山」登山大収穫!

帰宅後には

午後になるとベランダ越しにチラチラとまた雪が降ってきました。毎日のように雪が降り続き、今年は記録的な降雪量で気温も低めです。今日の最高気温、-5℃とは!節分、そして立春が過ぎたというのに。

『三人で楽しそうに話をして!』「春」という文字です

「春」という文字は『三人で楽しそうに話をして!』です。コロナ感染者が右肩上がり状態に急増していては人との接触を悉く控える日々。「春よ来い、早く来い!」、コロナ禍が落ち着きを取り戻し「春」がやって来ることを願っています。

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