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日記

「アイゼン付き登山靴」で、いまだ快適に登れる春の「円山」です

投稿日:2022年4月6日 更新日:

3月末になると「円山」登山口までの歩道はすっかり雪解けが進み、あの大雪の面影は全くなくなりました。登山口付近の山際は、「根開き」がより大きくなり春を物語っています。先日、雨が降りましたので、登山道がどうなっているのか心配でした。けれども、今冬が大雪に見舞われたおかげで、未だ「アイゼン付き登山靴」で十分登山ができる状態です。心配は無用でした。

「アイゼン付き登山靴」で、春山を十分満喫して

上りと下りは「八十八カ所観音像」登山口から

最近の「円山」登山は「動物園方面」登山口からではなく、上りと下り共にこちらの登山口からの登山に楽しさを感じ利用しています。登り始めると、先日お目にかかった「八十八カ所観音像」を毎日手入れしている女性が下山してきました。矢張りロングスカートの出で立ちです。

小ピークを目指して

春山の登山道は変わらず細い圧雪道が続きます。これまで意識せずにいましたが、遠くから眺めた「円山」はこんもりとした一つの山に見えます。ところが実際に歩いてみると急登の後に小ピークの岩場があるのです。そこから一端平坦に思われる登山道となり若干下ります。

以前、この小ピークの岩場を「円山」頂上と錯覚された方がいました。「円山の頂上ですよね。」と、声を掛けてきましたので実際の頂上をお教えしたところがっかりされ、本当の頂上?を目指し再チャレンジしていました。

頂上を目指して

その下り坂で気が楽になるため一息つきながら、一気に急登をクリアしていきます。実際に登ってみると納得できます。今日も何とか頂上までたどり着くことが出来ました。頂上の岩場が顔を出していて、あの数回お目にかかっていた「雪だるま」は残念ながらあるはずもなくその面影すら全くないのです。この陽気なので無理もありません。

大きく「根開木」し笹も顔を出し始めた登山道を下山しながら

大きく「根開き」しているその脇に顔を出し始めた笹の葉が目立ちます。下から登ってくる高齢登山者とすれ違いました。急いでマスクを付け直していたので「大丈夫ですよ。」と声を掛けたところ、「相手に対して安心感を与えるのも大切ですから。」と、おっしゃっていました。なるほどコロナ禍では常識かもしれません。

コロナ禍でもエチケット

マスク姿で登山をしていると息苦しくなります。人気の無いところでは顎マスクで歩きますが、すれ違う時にはきちんと付けるのが山でのエチケットでしょう。「札幌ではまたコロナ感染者が増えてきましたよ。気を付けましょう、お互いに。」の言葉を残し、上を目指して行きました。

「アイゼン付き登山靴」から冬靴への履き替えて

「八十八カ所観音像」登山口の横に屋根付きの水を汲み上げるポンプがあります。現在の人にポンプ等、わかるでしょうか。井戸水を汲み上げる仕掛けになっています。前回同様、そこで「アイゼン付き登山靴」から冬靴への履き替えをしています。

アイゼンが付いたままで雪解けが進んだ舗装道路を歩くわけにはいきませんので。少々手間がかかる春山登山ですが、体験できることで満足です。体力と時間がないとできませんので。

帰り道、「フクジュソウ」が咲いていて

帰り道、マンションの玄関前に咲いている「フクジュソウ」を見つけました。この春の「初フクジュソウ」に感動です。北海道の遅い春到来を物語っている「フクジュソウ」。大雪でしかもしみじみと長く感じられた今冬でしたから。

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