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日記

風薫る五月に映える美しい新緑の中を「円山」登山

投稿日:2021年5月11日 更新日:

今年のゴールデンウィークは一帯どうしたのだろうと思うほど、風が強く低温傾向でステイホームには打ってつけ?でした。5月に入っても五月晴れからは程遠く、やっと今日はその言葉通りの五月晴れ、風薫る5月です。

「八十八カ所観音像」登山口から山頂を目指して

ゴールデンウィークあけの通りには通勤通学を急ぐ人の群れ。くっきりとした山の稜線を眺めながら「円山」登山口へ向かいます。「春は山笑う」と言われ、微笑みかけているような「円山」。ウィークデーでもあり幸いにも登山者は限られていました。

最初から石段が続く「八十八カ所観音像」登山口から頂上を目指しました。大木の根元を幾つも進むと、こちらの登山コースは深い森の中を分け入らせて頂いていると言う思いになります。「円山」は「天然記念物 円山原始林」に指定されている山。

「エゾエンゴサク」と時折「エンレイソウ」が咲く登山道を

木々の新緑が美しく登山道には「エゾエンゴサク」がまだ咲いていました。一月近く咲き続いていますので、草丈が伸びその脇には思いがけなくシダ類も顔を出し始めています。

「エンレイソウ」の三枚の花弁が凛として咲いています。北斜面に花はなく、南斜面に回ると多く咲いている花たち。階段状のところに小さな黄色い花を見つけ、何故ここにだけと不思議な思いになりました。

頂上ではのんびりと堪能して

急登を登り切ると一気に視界が開けそこは頂上です。最近、「円山」へ登ると登山者が多く、頂上では殆ど休めませんでしたので、のんびりと堪能できました。

「ウグイス」の囀りを聴きながら、下山は「杉林木道」へ向かって

なだらかな登山道を下山中、「ヒトリシズカ」を一株だけ見つけました。季節が進むと更に多く見られるのでしょうか。心地良く「ウグイス」の囀りが響いてきます。姿は見えませんが、まだホーホケキョと鳴けないようでもっか練習中?

「エゾリス」と「シマリス」に遭遇して

ガサゴソとせわしない音がするので目を向けると、「エゾリス」が木々の間を走り回っています。野生の「エゾリス」はさすがに素早く、カメラを向けてから暫く追い回しやっとシャッターチャンス到来。でもピンぼけでした。

殆ど下山を終えた辺りで「シマリス」にも遭遇しました。こちらは小型で動きもさらに素早く目で追うだけでしたが、愛らしい仕草に和まされ。野鳥や小動物、山野草にホッと癒やされた風薫る5月の「円山」です。

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