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日記

「大通公園」8丁目の花壇 「チューリップ」や「ムスカリ」、「ナデシコ」など

投稿日:2021年5月20日 更新日:

「大通公園」を歩いていると、あれほど開花を待ち焦がれていた桜のシーズンは過ぎてしまったと実感させられてしまいます。すっかり葉桜状態。大ぶりの花を咲かせていたモクレンは、もえぎ色の葉がエンジ色の花に勝っているように思われます。

「大通公園」8丁目の花壇はチューリップ、ムスカリ、ナデシコ等の競演です

【チューリップ】

歩道脇には赤色や黄色、白色のチューリップは今がが盛りと美しさを競い合っています。「大通公園」の花壇に咲く様々なチューリップは色や形が個性的。

一般的に「チューリップ」と言うと赤、白、黄色、ピンク色が定番ですが、「大通公園」の色や形が様々な「チューリップ」があり、それらについて調べてみました。合わせて一緒に咲いている「ムスカリ」「パンジー」についても。

開花時期は大きく分けると早咲き、普通咲き、遅咲きの3時期があり、春の花束の素材として人気があります。

咲き方には、ユリ咲き、パーロッド咲き、フリンジ咲き、八重咲き等。原産国はオランダをイメージしますが、今から1500年前の6世紀終わり頃のトルコの壁画に描かれていたという記録が残っています。原産国はオランダではなくトルコなのです。

我が国では、日本海側の新潟県や富山県で秋に収穫した稲の裏作として春に咲くチューリップの球根を植えるようになりました。新潟県や富山県では県花として定められています。

花言葉 赤色「愛の告白」「真実の愛」、ピンク色「愛の芽生え」「誠実な愛」、黄色「望みのない愛」「名声」、白色「失われた愛」

【ムスカリ】

キジカクシ科ツルボ亜科ムスカリ属 ギリシャ語より。一見するとブドウの実のように見えるのでブドウヒヤシンスの別名を持ちます。鮮やかな青紫色の花が春の花壇を彩り、チューリップ等他の花を引き立てる名脇役的な花です。

ある程度まとめて群生させると、良さが発揮されます。植えっぱなしでも大丈夫で、カーペットを敷いたような景観がつくられます。淡紫から淡青、白といくつかの品種があります。

花言葉 「失望」「失意」「夢にかける思い」「明るい未来」。ヨーロッパで青い色は悲しみの象徴とされることが多いので、ネガティブな花言葉を持っています。

1960年、イラク北部の洞窟で約5~6万年前のネアンデルタール人の墓が発見されました。旧石器時代の人類既に埋葬という文化があったのです。人骨と一緒に大量の花粉が見つかりました。この故人を埋め尽くしていた花が「ムスカリ」です。人類発生の頃からの花です。

【パンジー】

「パンジー」「ビオラ」「すみれ」何れも、スミレ科 スミレ属で花の大きさによって区別されています。「パンジー」と「ビオラ」は花弁の先が丸みを帯びています。調べてみたところ専門的な事柄が延々と記されていましたので、一般的なところのみとしました。

パンジーの花言葉 黄色「つつましい幸せ」、白色「温順」、紫色「思慮深い」

ビオラの花言葉 黄色「小さな幸せ」「つつましい幸せ」「田園の喜び」、白色「純真」「あどけない恋」「律儀」「慎み」、紫色「思慮深さ」「誠実」「揺るがない魂」、赤色「物思い」「思い出」、青色「誠実な愛」「純愛」、ピンク色「私を想って」「少女の恋」「信頼」、オレンジ色「天真爛漫」「純粋」

スミレの花言葉 黄色「田園の幸福」「つつましい喜び」、白色「あどけない恋」「無邪気な恋」、紫色「貞節」「愛」

【ナデシコ】(ダイアンサス)

ナデシコ科ナデシコ属(ダイアンサス属)

秋の七草、カワラナデシコを含みます。カーネーションもダイアンサスに含まれますが、通常はカーネーションを除いたものの総称です。

ナデシコの花言葉 赤色「純粋で燃えるような愛」、白色「器用」、「才能」、ピンク色「純粋な愛」

ゴージャスな「カーネーション」と比較して、楚々とした「ナデシコ」がお気に入りの花の一つです。

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